男鹿市北浦、雲昌寺の紫陽花がすごいらしい。ということで訪ねてみた。
十数年も前に鎌倉の紫陽花寺へ行ったことがあったが、何となんと鎌倉にまで行かなくとも、この雲昌寺の紫陽花は優るとも劣らない見事なものであった。
約1,200株の紫陽花はすべて”青”。副住職が15年間かけて造り上げてきたという敷き詰められふんわりとした空間。物憂い心象を表わす色(私の感受した世界でのことだが・・・)の素晴らしさ。紫陽花と言えば、青から桃色系や白系へと移ろう変化からか、花言葉では「うつり気」とか言われているが、斜面から境内一面に至る青さの広がりに浸ると、「実直」とか「清純」がふさわしいと思った。
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