東京ジャズの夜の部を観に行きました。
その前に「奈良美智がえらぶMOMATコレクション」展も見に行きました。
別展示での風刺作家ジョージ・グロスの版画「まだ5時だというのに」(大正10年頃)は変わらず続く生活風景です。
奈良美智作品のインスピレーションの出どこが伺い知れそうな展示群(50点あまり)で充分に楽しめました。
15回目の東京ジャズ、今回はfox capture plan、ケニー・バロン・トリオ(北川潔b,ジョナサン・ブレイクds)with special guestグレッチェン・パーラト、それにミシェル・カミロ×上原ひろみというプログラムで3時間ほど素晴らしい音楽に浸ってきました。
fox capture plan(岸本亮p,カワイヒデヒコb,井上司ds)のロックテイストで元気なも良かった。
ケニー・バロンの甘いピアノとグレッチェン・パーラトのハスキーな甘い歌声がピッタリマッチして、期待通りのスタンダードジャズの世界に癒されました。
そのあとのミシェル・カミロと上原ひろみのピアノ・デュオは超絶技巧のぶつかり合い的雰囲気のスリリングな演奏ながら、スタンダードな曲をベースにしたアドリブ展開に引き込まれ、気持ち良く興奮しました。