山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

山梨小学校

2015-03-02 21:46:00 | 合唱ワーク
昨日の卒業式があまりに刺激的で今朝も何か興奮しているような自分がいる。
卒業式だけではなく、とにかくいろいろな刺激が多い毎日で、これから一年のスケジュールの核となる出来事が増えている。
そうとう濃い年になる予感。
それに伴う心の変化や気づきにも戸惑いがある。
心配くださる方の声が、冷静な自分と向き合う時間を作る。

クラクラしながら着替えをして山梨小学校へ向かう。

最初の時間は4、5年生。
課題はモチベーションの統制。
先生方の日常のご苦労がうかがえる。

良いところと課題がはっきりしていて、課題が大きく見えるように感じるらしい。
そうかもしれないけれど、100点をずっと維持するより、時間とともに徐々によくなっていくほうが自然だと思うけれどね。

めまぐるしくせわしい時代によき結果が見えないとシンドイと思う気持ちは私も同じです。




 


目が合うとニヤリと返ってくる子。
わざと目をそらす子。

アドバイスに対し積極的にチャレンジしてみようと思う子。
変わらずか、気まぐれか、時々やってみる・・・またはどちらでもない子。

小学校の歌唱指導は部活やコンクールなどの技術を求める場面では無い限り、しつこさは合唱嫌いのはじまり。
いきなり理想に届かせるには無理がある。

到達目標はそれぞれでいいと思う。

音楽以外の課題があるのも小学校ならでは。
心理が歌声にそのまま反映するのも小学校。


本当に学ばせてもらっています、私。




 


歌が終わるとコレです。
この元気を活かした歌声を響かせたいのだよね、きっと。

・・・・お~~い君、キミだよ。
学校の先生をあまり困らせないようにね(笑)



さて6年生の合唱です。
卒業式まであと14日。
デリケートな学年です。

でも、ちゃんと気持ちは通じます。

最初の歌声を分析。
心に処方が必要かな・・・。




 

指示にタイムラグが出ないように・・・。
私の進め方で合唱の1時間がうんざりになったり、あつと言う間であったり。
全員に100点を導くほど単純な年齢ではない。

でも、愛おしい。
闘っているのは私VSキミではなくて、キミVSキミだから。

 

先生方の一生懸命がこの歌声になっている。
完ぺきなんてありえない。

素直です。

先生方の今日までの愛情が見える歌声でした。

今日で今年度の山梨小学校はおしまいです。

年に数回だけれども、関わらせていただくこと光栄に思っています。
先生方よりちょっとだけ(?)年を重ねている分に、私もずいぶん気楽になりました。

それが余裕に見えるのでしょうけれど、顔でわらっていても、緊張感はMaxですよ、いつでも。

お礼の挨拶が終わり、来年度のご依頼をいただきました。
これじゃ・・・終わった気がしないじゃん(笑)

ありがとうございます。
季節が巡り、その時期になった時、ひとまわり大きくなった子どもたちに会えることを楽しみにして、がんばっていきます。


今年度も、ありがとうございました。





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