タカマサのきまぐれ時評2
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2009年5月27日配信
記事の紹介(抄出)です。
「PCR検査を実施した結果、A型(+)、新型H1(+)であった」というのですから、通常の季節性Aソ連型(A/H1N1)と新型とが 区別できていないことになります。この場合の「PCR検査」は(b)+(c)ではなく、(b)のみが行なわれたと考えられます。すると、「新型と季節性のA型、両方の可能性があったけど、遺伝子比較解析は無視して『新型インフルエンザの患者』ということにしました」ということになりますから、むちゃくちゃな話です。これなら、基準株も必要ありません。これまでも、Aソ連型かA香港型かの判定は日常的に行なっていたわけですから、作業に支障はなかったはずです。これまで、Aソ連型と判定していたものを、すべて「新型」と呼ぶことにしただけのことですから。
5月18日以降地方に委任された「新型」判定作業はすべて、大阪市の報告にあるように、遺伝子比較解析は無視して行なわれている可能性があります。つまり、通常の季節性インフルエンザを「新型」と公表した例が多数あるということです。あるいは、「新型」がそもそも存在せず、厚労省はパニックを作り出すために杜撰な検査方法を地方に指導して、「幻の」新型患者数を発表する責任だけを地方に押し付けたのかもしれません。厚労省はなぜパニックを作り出す必要があったのでしょうか?
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■感染者の報告数が急増していたんで、奇妙だなとおもっていたが、やはり ウラがあったようだ。
■問題は、中国産冷凍ギョーザ事件ほかの騒動のときと同様、記者たちの タレながしぶりだ。そして、原田さんの分析をまたなくても、これらのカラクリにきづかなかった ボンクラ記者ばかりではないと推測される。■いくら記者クラブという なれあい組織の住民とはいえ、ひとり・ふたりは、気骨のあるジャーナリストがまじっているはず。それなのに、でっちあげともいうべき「新型インフルエンザ感染者」を みずましして発表する当局の姿勢を批判しないメディアばかりというのは、やはり“ハイパー独裁”(田中宇)を うたがわせる。
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