
http://qanda.rakuten.ne.jp/qa4149643.html
記事の紹介(抄出)です。
(B)農業生産者価格(2001-3年平均、FAOより)
(1トン当たりの生産者価格)
日本 コメ 1919ドル 小麦1345ドル トウモロコシ1073ドル 大豆1698ドル
韓国 コメ 1141ドル 小麦512ドル トウモロコシ463ドル 大豆1984ドル
オーストラリア コメ145ドル 小麦145ドル トウモロコシ119ドル 大豆254ドル
中国 コメ145ドル 小麦127ドル トウモロコシ112ドル 大豆261ドル
イギリス コメ-ドル 小麦120ドル トウモロコシ-ドル 大豆-ドル
アメリカ コメ118ドル 小麦119ドル トウモロコシ88ドル 大豆210ドル
ドイツ コメ-ドル 小麦106ドル トウモロコシ115ドル 大豆-ドル
フランス コメ310ドル 小麦105ドル トウモロコシ111ドル 大豆197ドル
カナダ コメ-ドル 小麦88ドル トウモロコシ105ドル 大豆196ドル
タイ コメ112ドル 小麦-ドル トウモロコシ97ドル 大豆234ドル
フィリピン コメ165ドル 小麦-ドル トウモロコシ125ドル 大豆259ドル
記事の紹介(抄出)終わりです。
邦貨にしてみれば、1俵で12,000円ほど(為替は1ドル110円ほどで計算した。)
茶碗一杯の米代が、10円から20円
アメリカの値段なら、1円から2円が原価である。
これを小麦で見てみると、食パンの一食あたりの原価は
小麦の価格だけを見てみると、やはり1円から2円が原価なのか
食パン一袋が100円はする。これで4~5食分。
つまり、小麦製品のほとんどの原価は、加工賃と流通経費である。
小麦粉1㎏の原価が14円程である。 小売りはその10倍の価格ぐらいか。
国土のそれほど広くない、英国やフランスで穀類がかほどに安いのにはワケがある。
農地の集積と集約が進んで、コストが下げられたため。それと農業補助金である。湯田菌(自称、国際資本)の思惑により、小麦などの穀類は国際商品とされた。なんのことは無い。各国通貨や関税障壁の壁を破壊して、全てをドルの支配下に置きたかっただけではある。これが完成すれば、国際市場を通じての消費者からの富の収奪が始まる。2年ほど前の穀物市場の暴騰を想起されたし。価格が2倍になったことがある。買い占め、売り惜しみは日本では「水戸黄門」の時代の話し。この前は虫の居所がちょうど良い頃合いだったので、明治の御代の御世をを舐めてくれたピーマンをいらってくれたが。身の程をわきまえぬ、ボウフラが節でもなく涌いてきた。甘夏の皮でも投げて於こうか。

イギリスでは、土地の集約化のために、泥濘地や沼沢が埋め立てられ、ヒースランドも耕作地に変えられた。歴史的景観は台無しにされ、土壌の荒廃も進む。アメリカでは無理な灌漑農法のおかげで、塩害まで出ているという。ミツバチの異変は原因が完全に解明されてはいないが、湯田菌指揮の農業の弊害なのだとは見当が付く。一つの疑いは、遺伝子組み換えの作物の花粉による悪影響。我が郷の養蜂家は、何故か確信ありげに、カメムシの防除農薬が原因と言い切っていた。
我が郷の近傍でも圃場の『近代化』とやらが進み、1~2㌶の大きな圃場が出現している。この土木事業によって、小さな水路は潰されて、コンクリート護岸の無機質な水路に取って代わられた。一見ムダと思われる曲がりくねった水路や農道の近辺で生きていた、小魚昆虫のすみかは奪われ尽くされていった。天敵生物を効果的に活かして置くためには、農地や圃場の周りに、天敵バンクと言う巾が3~4㍍の草地を設けねばならない。整然としたものである必要は無く、自然の形質を活かして配置すれば良いだけのこと。泥濘地や沼沢はそのような自然の神が配した、宝の景観であったはずのもの。
野蛮な農業は、まずもって、森林草原を薙ぎ払い焼き尽くす。一時はそれでも作柄は上がるが、長くは続かない。東洋の稲作文化は、土壌を流さず、森林を保全する優れた農業文化であると思われる。
一時期は安く作物が実るが、長続きしない文化は、荒廃した景色を自然にも、心にももたらす。焼き畑農法はユダヤの言葉では、ホロコーストと言うそうな。此処がダメになれば、また別の山を焼く。そうして何年も前に焼いてしゃぶって、うち捨てたその土地に、また舞い戻って来るのである。

支那では土地も人の心も荒廃して、砂漠化が進み、川の水は干上がって、海に届かぬと聞く。山を削って海を埋め立てる愚は、水源を荒廃させ、海を穢す。それも是も農業・水産業の現場を知らぬ、アホウの官僚が税金の大量一挙獲得を目論んでの、土木利権とのタッグマッチであり、もう時代遅れも甚だしい。治山・治水の土木工事は戦後の一定の時期に置いては、大いに有意義であった。<戦後復興から頭が、抜けられない。>是からは無機質な景観の河川などの有機的な利用が求められている。テレビゲームもあっても良いが、本来人は自然のなかで遊び、学ぶべきである。
一日の労働の対価が、2万円ならば米やパンにかける食費が、一家族で千円ならばそれほど高いとも思われぬ。ところが一戸の一日収入が一万円以下では、そうとも言えぬ。BIS規制を乱暴な尺度にした、貸し剥がしは日本の家庭から毎年、40兆円のカネを毟り取った。中下層の国民にしてみれば、一人あたり年間50万円ほど。4人世帯で200万円の減収である。これは役人や議員あるいは大企業の社員には無関係。しかし日本国民の八割はこの貸し剥がしの被害をもろに被った。
亀井大臣をはじめとして、多くの人々の努力で、「中小企業等金融円滑化法」が成立。各銀行ではこの法律の旨趣に基づいて、<貸し剥がしの取り止め>の作業が進められているようです。銀行から借り入れ増やしても、酷い貸し剥がしはうけることがない。そんな認識が経営に広まれば、資金が日本経済の枝葉まで行き渡るようになるのでしょう。とりあえずこの法は、経済の現場からの資金引き上げを抑制する効果を期待して造られたもの。新規融資の実績が伸びるのは、そうとう時間がかかるのかも知れぬ。銀行にしてみても貸し出せば、営業収益は増えるのは確実なこと。もし損が出ても政府が被ってくれるので、貸し出しが進むと考えるのがまっとうと思われる。借りて返さないと倫理感が薄れるとかのチャチは、経営を知らない大衆にしてみれば致し方ない。とにかく銀行は融資拡大で金利をゲット。融資先が資金繰りにつまれば、亦、追い貸し。事業主も競争に勝つには、資金が多い方が有利なのは自明のこと。
普天間飛行場の移設に関しては、読売などがグアム移転を示唆した記事となっているが、奥歯にものが挟まったような書きぶり。アメリカにしてみても、辺野古などの沖縄県内移設に拘る必要性は薄いのが真実。支那との関係を考慮に入れれば、グアムに引いた方が合理的となる。日本と支那との関係を考えた場合も支那の気分を考慮すればそうするのがベター。現在の日支の軍事力からいって、共産軍の艦艇が東シナ海を押し渡っての日本侵攻は不可能。日本の近代兵器の前では、支那の艦艇は全て海に浮かぶ棺桶である。19500トン型護衛艦22DDHの建造も同時並行に行えば、対等な日米関係構築にも資する。そのような軍事バランスを考慮しても、アメリカ軍が沖縄から暫時引いて行く事は、日本と米国との国民感情からも良策と思われる。アメリカ国民にしてみれば、財政不如意の時節柄外国に大軍を駐留させる財貨は惜しまれる。ましてや誇り高き米国軍隊が、外国にカネで買われるのは良しとは出来ぬはずである。日本国民からしても、海兵隊なんぞは特に外国侵略の先兵であるので、置いておく意味は全くない。インドシナ半島の諸国にしてみれば、ベトナム戦争等の悪夢を思い出さずに済むので、なるべく遠くへ行ってしまって欲しいと思っているに違いない。
いまだに基地建設利権に拘るかつての政府自民党はみていて滑稽でもあるし、醜悪ででもある。マスコミはそれのコバンザメか。読売は言ってみれば「グアム移転」利権への微調整シフトが含まれた記事ではある。
以下は参照記事です。
アクセスの記録 2009.12.04(金) 592 PV 223 IP 4011 位 / 1333987ブログ