日本の法治と、アメリカのそれは異なる。
例えば日本の法律には、事後立法は違法という観念がある。
http://kotobank.jp/word/%E4%BA%8B%E5%BE%8C%E7%AB%8B%E6%B3%95
ところがアメリカには其れがない。
<現代日本人における『ロックフェラー財団』のイメージ >を
呼んでみれば、アメリカの「無茶苦茶」ぶりが理解出来る。
日本の会社がアメリカの、ロックフェラーセンタービルを購入した。
その後、マスコミを動員して国家危機意識をあおり立て、法律を作った。
「ニューヨークの不動産の売買やテナントの入れ替えについては、前の持ち主との協議のうえ行わなければいけない」このような内容の法律である。売買が済んでから、その取引に制約を掛ける法を作ったのである。これではうっかりアメリカで、安易な商取引は出来ない。現在、日銀の融資緩和を受けてと思われる、アメリカへの投資が活発化しているようだが、軽率極まりない。
本来ならば、国内の実体経済の活性化への資金供与であったはずが、実際はアメリカに流出してしまっている。このような日本の国益にそぐわぬ行いをする企業は、日本には不要である。日銀にはこのような不埒な行いをする企業を監督する権限はあるはずだ。しかし中川昭一氏の一件をみても、彼等日銀官僚には国家意志は無い。日本国のほとんど全ての高級官僚と同じように、彼等はアメリカからも様々な便宜供与を受けている。言ってみれば、日本国民からの本来の餌の他の盗人のくれる餌をも喰らう、役立たずの番犬である。
鳩山政権が真に日本の国益を守る政権であるならば、このような日銀や企業は取り締まるべきである。政府が日銀の運営に干渉してはならぬとのムードは根拠のないもの。まるでアメリカの不動産を買ったが、前の所有者の所有権は残っているという、口ぶりと同一である。明治以降、欧米の金融は日本に金融システムを持ち込んだ。薩長の田舎侍の成り上がりには、その彼等の意図が読めたのか。
戦後新生した、Bundesbank、(ブンデスバンク)ドイツ連邦銀行はその、政府からの独立性の高さから一部の改革主義者からは評価されているのですが、その独立性が誰に利益をもたらすのかよく考えてみたいものです。
ヒトラーは、ユダヤ金融の非人情性を知っていたが故に、彼の影響力を排して国家の下に金融政策を推し進め、失業を無くしまた軍備も拡充したのでした。ただ米英の参戦の意欲に関しては、無知だったのかあるいは意に介して無かったのか、この事は日米開戦に踏み切った日本帝国海軍と相通ずる、狂おしいまでの熱気のなせる技だったのでしょうか。
http://blog.goo.ne.jp/wagasato/e/a1d0e154eb8bfefc539bc440f62d4919
狩猟民族の影響を受けた、国際金融資本は様々な罠を仕掛けている。その一つが、中央銀行。金融政策の何たるかを知らない、君主や無能な官僚そして議会勢力を誑かすのは、それほど容易だったのか。通貨発行権を有している中央銀行は、無能で盲の行政に対して金を用立てることが出来る。なんのことは無い、紙幣を発行する、増刷すれば良いだけのこと。
現代の日本に於いては、国債の発行である。これは国家=政府が借用書を金融に提出して、金融を通じて、国民から借金をする。この事である。資金を提供するのは一般国民は、ごく少数。資金提供者のほとんどが、法人である。銀行や生保各社。損保もある。
つまり政府は、金融関係法人から金を借りるのである。何故このようになるのか。政府は国民の代表なのであり、その権限を付託されているのであるから、通貨を発行すれば、借りる必要など無い。そもそも国家の非常時に、その様な大金をそれら法人が蔵していること自体が、怪しからんことである。政府は税法を改めて、彼より余剰の資金を徴収すれば良いだけのこと。何故政府が其れを出来ぬ。彼等が、その余剰資金を保有している法人なり、国民階層からも、エサを与えられていればこそ。
鳩山一家は、(株)ブリジストンの経営に大きく関与している。そのタイヤメーカーがアメリカの子会社ファイヤーストーンの関わった、係争事案に巷の説によると1,000億の巨費を投げ出したという。『友愛』を掲げる鳩山総理ならば、なればこの未曾有の労働者受難に、行う手立てはあるが、その覚悟はあるのか。なんのことは無い、その策は極めて簡単明瞭、単純なる政策。銀行やら損保やらに課税すれば良いだけのこと。なぜ其れが出来ていない。政権獲得から間がない。確かにそうだ。ならば待とう。
有能なる政治家ならば、馬鹿げた財政出動の愚を重ねてはならない。銀行金融や損保、郵政への課税により資金を作らねばならぬところを、そこから借りて、資金一巡の後には膨大な浮利が亦、銀行金融その他に積み重なる。これでは、金持ち階級の温存策で、日本は民主国家などではない。確かに民主の民は鏃で目をつぶされた、盲の奴隷でではある。だがしかし、一般の日本人は奴隷ではない。先の大戦前は、国際資本と結託した不逞の輩が様々な戦争を起こし、日本人の命と財産を奪った。そして大東亜戦争はその総決算で、あまりにも多くの人命と、財産が奪われた。
あの惨禍の余りにもの惨たらしさに、人権抑圧の堤は切れて、国際資本の暴虐は律せられた。その法律的な表現が基本的人権。これは国家の暴力から、人々の権利を護る指針である。人々を戦争その他の不幸に駆り立てたものが、国家権力の横暴とされた。はたしてそれだけか。国家システムそのものを見れば、その様にもとれる。
真実は別にある。システム、機構は国家機構が最高の権力の様にも見える。
真実は別にある。
国家機構や産業群を動かすものは、『金(カネ)』である。この事に思いを致すべし。
戦前の政治もそうであったが、戦後もそうである。『政治資金』これが何処から湧いてくるのか知るべきである。鳩山一郎の旦那は石橋正二郎。詳しくは、稿を塞ぐので書かぬ。
http://episode.kingendaikeizu.net/3.htm でも見られたし。
彼の厚顔なる、マスコミも言いだした言葉がある。【格差社会】
『友愛』を掲げる鳩山総理は、どのようにしてこの格差を解消しようというのか。