若から命令が下った
「母よ、おいらのアレ買って来て~
一個で良いよ」だとさ
それならスーパーに行くから、ついでに買って来ようと家を出た
=スーパーにて=
お買い物を済ませ、カートを押してタバコの自販機の前
見覚えのある箱を見つめ、300円を投入~
「ありゃ?」
見覚えのある箱の前のランプが点灯している
≪
≫
「品切れか?」
何度も赤ランプを押すが、一向に出てこない
≪≪≪
≫≫≫じ~~~っとみつめる
「ありゃりゃ?」
変換ボタンを押したその時、小銭が転げた
コラ待て!
必死こいて捕まえ顔を上げると、バイト帰りの姫が近寄って来た
すぐ近くの古本屋さんから、ここにいることを電話で聞いていたのだ
「なにしよっと?」
...
不思議そうに見つめる
「兄にお使いを頼まれましてな、タスポがないと駄目だったね」
「何でレジで買わんの?」
...
やだ~哀れな瞳で見つめてるよ
いそいそとその場を退散~いざコンビニへ
=コンビニにて=
ところがここでもやらかしましてな~
「タバコ下さい」と言ったものの、商品の特定が出来ない
種類がいっぱいあり過ぎ~~~~~~
「あーーーーーキャビンーーーえーーーそのーーーシルバーーー」
たった一個のタバコを買うだけなのに、もう-ヘトヘト
しまったぁ~
携帯の画像を見せたら良かった
前に頼まれた時の、タバコの箱の画像が保管してありましたのに・・・
これほど疲れるお使いはございませんわ
若殿~そろそろタバコ辞めなされませー
母はパシリではございませんの
タスポさえ知らないのよ
時代おくれな母は、クタクタになりながら家路に着いたのでありました
ふ~~~~~
「母よ、おいらのアレ買って来て~

それならスーパーに行くから、ついでに買って来ようと家を出た
=スーパーにて=
お買い物を済ませ、カートを押してタバコの自販機の前

見覚えのある箱を見つめ、300円を投入~


≪



≪≪≪


変換ボタンを押したその時、小銭が転げた

必死こいて捕まえ顔を上げると、バイト帰りの姫が近寄って来た
すぐ近くの古本屋さんから、ここにいることを電話で聞いていたのだ

...



...

いそいそとその場を退散~いざコンビニへ
=コンビニにて=
ところがここでもやらかしましてな~
「タバコ下さい」と言ったものの、商品の特定が出来ない
種類がいっぱいあり過ぎ~~~~~~

「あーーーーーキャビンーーーえーーーそのーーーシルバーーー」
たった一個のタバコを買うだけなのに、もう-ヘトヘト



前に頼まれた時の、タバコの箱の画像が保管してありましたのに・・・
これほど疲れるお使いはございませんわ
若殿~そろそろタバコ辞めなされませー
母はパシリではございませんの


時代おくれな母は、クタクタになりながら家路に着いたのでありました
