ハイタッチ

婆のいるリハビリセンターに、洗濯物を届けに行った

車で約20分～ビュンとひとっ飛び===とは行かないが
午後のお昼ね時間を見計らって訪ねてみた



木曜日の午後は、女性チームから入浴が始まる
お風呂から出ると、４時まではベッドに寝かされ静養タイム…

ピカピカふわふわの顔で、婆はベッドに横になっていた
洗濯物を、備え付けの収納ケースに並べて入れる



コトン～と音がしたからか、婆はゆっくりこちらを向いた
「来てたのね」　心持ち淋しげな言葉回しだ　　どげんした？

婆はパジャマを着せられていた
「これだと明日の朝、仕度するのに手間取るから、着替える」



鬼嫁の力を借りて、Ｔシャツとゴムパンに取り替えだ
電動ベッドのボタンを押して、婆を起す事から始まります

婆の介護度レベルは「要介護３」介助無しでは起きられない
着替えもひと苦労でございます　　鬼嫁苦戦しておおわらわ



ゴムパンを穿かせているところで「オシッコ」と婆は言った
え～～～！！　(鬼嫁タジタジ)　どげんすっとや-？

そうなりゃ、センターのスタッフさんにお願いするしかない
やって来たのは、こりゃまたイケメンさんにございます



その手馴れた扱いに、鬼嫁はホッとひと安心～　
支えが無いと、フワ～ッと倒れそうになる婆を、車椅子に乗せ
トイレへと消えて行きました

「どうも～ありがとうございます」　仕事とは言え、テキパキと
お世話をして頂き、頭の下がる鬼嫁でありました



婆を訪ねた時には、嫁と姑の儀式があります
　　　　「じゃぁ～またね」　　「またね」

手と手でハイタッチ。。。　　おとなしく見送りをしてくれました　　　
ばあちゃん　また行くからねぇ～ 　　　　　



あれに見えるは我が家じゃないか？　　カメラを持って、工場の裏通りへ

近所のおばちゃん二人が日向ぼっこ中～　「干乾びるかも知れんけど」って
頭にタオルを乗っけて、ご機嫌な様子にございました