ご機嫌いかが?

今日一日どんなあなたでいましたか

ガンバレ

2009-04-06 17:14:34 | Weblog
再入院した母を、日向の病院に訪ねた
そしてまず、その変貌ぶりに驚いた  
二週間振りに見る母は、随分と衰弱しているように見えたのだ

昼食時間と重なり、食事が運ばれて来たところだった
「食べさせてくれんね」母は私にそうせがむと、横になったまま
で食事をした ~これ位しか出来なくてごめんね 母さん~  



都城の我が家を離れる前は、自分の足で歩き食事もしていた
インフルエンザの時は、流石に気力も体力も萎えてはいたな

それでも、洗面所やトイレへは歩いて行き難無くやってのけた
持参したポータブルトイレは、ただの飾り物でしかなかった



ところが今は、腕は点滴・鼻には呼吸器~
繋がれたまんまでは、ベッドから起き上がるのがやっとだ

おまけに電動ベッドではないから、尚更きつそうに見えた



母は、覚悟を決めた様なことを言っているが、まだまだ長生き
してもらわねば…  諦めたりなんてしたら駄目だー

弱音を吐く母の口に、私は無言でサッサカご飯を放り込んだ



「不安だった」母は言った  弟家族も不安だったことだろう
自宅でどれだけの介護が出来ようか~悔やんでも仕方が無い

精一杯頑張ったじゃないのよ
「病院にいたら安心だからね」母の言葉が胸をツンと突いた



暫く~あれこれと話をした
一緒に行った相棒は、近くの「ひょとこの湯」で自分癒しの修行-
「山男は山に行かんかったとね」母は笑った

修行?を済ませ、ピカピカに磨きあげたσ(^_^;)?顔を見せると
久し振りに会う母に、優しく声を掛けてくれた


  =さがらみずほさんの作品 (四月のカレンダーより)=

「また来るね」「道中が長いから、気を付けてね」 母と私達は
いつもの言葉を交わし、病室を後にした(母の手をぎゅっと…)



日向からの帰り、新富町の黒木さんちを訪ねた
ここは、芝桜で家の廻りにピンクの絨毯を敷き詰めたようになる

ご主人が、奥様のために手入れをして咲かせたものを、一般
公開して下さっている


             ↑ このおじちゃんがご主人です

たったひとりでコツコツと、草一本見当たらない(芝桜のみがある)
ひたすら~ひたすら、芝桜のピンクが広がっている   
今年も拝見させて戴き、どうもありがとうございました