まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

映画 あなたの名前を呼べたなら

2022-12-12 | 演劇・映画・読書

自分の為の『もう一度観たい、気になった映画』忘備録

解説・あらすじはコピペです

あらすじは   こちら

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2018年インド,フランス映画。

厳しい身分制度やしきたりが今なお残るインドを舞台に

メイドと雇い主が育くむ愛のドラマ。

ムンバイ出身の女性監督ロヘナ・ゲラの長編デビュー作

身分を越えた恋物語はインド社会ではありえないそうで

敢えてタブーに挑戦したとのことです。

 

親主導の結婚をした二人

男性アシュヴィンは、結婚式当日に新婦の浮気発覚で解消

女性ラトナは、病気を隠し結婚した夫が亡くなり未亡人に

アシュヴィンは、兄の死去で継ぐつもりは無かった親の事業を継ぎ

高級マンションに住んでいる

そこへ、農村から口減らしで、メイドとして出稼ぎにきた未亡人ラトナ

農村では未亡人に未来は無い

再婚だって出来ないらしい

出稼ぎだって、妹の学費や嫁ぎ先への仕送りの為に働くのだ

アクセサリーすらNGらしく

都会に出てくる車中でブレスレッドをつけたり

 

でもラトナには、ファッションデザイナーになると言う夢はある

洋裁を勉強し、行く行くは妹を呼びお店を開くと言う夢

その夢に向かって、少しづつ・・・本当に少しづつ前進する

 

アシュヴィンはアメリカで夢に向かっていた所を

兄の死去で帰国、やむなく家業を継いでいる

 

最初は応援する気持ちだったのが、愛情に変わっていく

 

2人の心の揺らぎ、表情、間がとてもいい

 

当然、家族が許すわけもなく

もし二人で外国に行ったとしても、メイド上がりだという事はすぐバレる

だって

アシュヴィンはドライバー付きで広い家に住み、テーブルでフォーク・ナイフで食事

かたやラトナは室内では裸足、食事は床に座り手で食べる

扉も無く、2~3畳くらいの部屋

しかも未亡人

 

情婦になるつもりは無い!

ラトナの強さを感じた一言

 

2人が結婚する事は不可能

見終わった時にもやもやは残るけど、観てよかったと感じた作品になった

サリーは楽しめたけど、身分制度の違いを垣間見られた

 

ラトナはいつもアシュヴィンを「Sir」と呼び、原題は「Sir」

私はこの題の方が好き

インドでは公開されていないって記事を見たけれど・・・

今でも公開されていないのかな?

 

 

コメント
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