=4日目=
6:30
何かの事故があり、日本のツアーでは になった気球
王家の谷へ出発
今、船が停泊している場所はルクソール東岸『生者の世界』
ナイル川沿岸は緑が豊富
でも3キロ位先は砂漠だって
ナイル川を渡り ルクソール西岸『死者の世界』へ
入場すると 大きな模型
下をのぞくとこんな感じ
カートに乗りま~す
30年前にここを訪れたTご夫妻曰く
30年前、道はこんなにきれいじゃなかったから、ラクダで行ったよ
見えて来た~
地形が本当に『谷』だわ
なんと現在64基の墓(内、24基が王墓)
があるそうだ
今回はそのうちの3基を見学する
古王国時代の王墓はピラミッドが主流だけど
その約1000年後には岩窟墓に変化
ピラミッドが盗掘被害にあった事から
初期の王墓は人知れず作られたが、19王朝後期には周知の事だった
ツタンカーメンのお墓以外は、ほとんど盗掘されていたって
山の頂上が三角でピラミッドみたいに見える
王墓見学の前に、エジプトトイレ事情(なぜ、ここで入れる)
どこのトイレも、まあまあ綺麗だった
何か所か鍵が壊れていて、助け合ったけど・・・
トイレチップは相談の上、予めミーナに(10ドル)を先払いしてあるので
入る時に「ミーナ」と言うと、トイレ番さんがこっくり頷き
トイレットペーパーを手渡してくれる
手拭きペーパーも貰える
では王墓
まずはKV6 ラムセス9世(前1126-1108年)
このKVとは Kings Valleyの頭文字
新王国第20王朝 第8代のファラオ
外でミーナの説明を聞いてから入ったのに・・・
忘れちゃった
ただ、色彩がとても綺麗でビックリした
KV17 セティ1世(前1294-1279)
ハイ、この方はラムセス2世のお父さん
ちょっと低俗な話をしますと・・・
こちら別料金、しかも他の王墓の3~4倍だそうでございます
どんどん下がる
第一列柱室
発見当時は違う王の墓とされたらしい
今までに見つかった王家の谷の中で一番大きいし、美しいとされているそうだ
混雑回避で最後になった
KV62 ツタンカーメン(前1336-1327)
ツタンカーメンは日本語読み
正確には『トゥトアンクアメン』(大気の神・アメンの生き写し)
さっき見たセティ1世と比べると、だいぶ小さい
このお墓、砂に埋もれていて大掛かりな盗掘をされていなかったので
あの黄金のマスクや5000点にも上る副葬品が発見された
じゃあ今まで盗掘された王墓にはどれだけの金銀財宝があったのかって話よ
お父さんアクエンアテン王が亡くなり、9歳で王位継承するも
19歳で亡くなっている
お父さんが宗教改革に失敗したあと
多神教に回復したって言ってるけど
それもこれも臣下や将軍が・・・でしょう
この王墓が発見されるまで、歴史から消された存在だったって言うんだから・・・
しかも
生まれつき足に疾患があり、近親婚からの遺伝子疾患で病弱だったらしい
お墓には沢山の杖もあったそうだ
妻のアンクエスエンアメンは異母姉妹
乳幼児のミイラも2体(2人の子供らしい)
なんだか、聞けば聞くほど可哀そうになっちゃう
死因はマラリア感染 近年のCT調査やDNA鑑定で分かるんだって、すごいねぇ
王家の谷、見どころ満載です
とにかく情報量が多く、リンクする記事も様々なので
是非、ご自分で読みやすい記事を検索して楽しんでください
私的にはやっぱりツタンカーメン・・・かな
さて、また障害物競争()を経て
王家の谷の西側、ハトシェプスト女王葬祭殿へ