吾峠呼世晴 短編集
作者、吾峠呼世晴
鬼滅の刃の前に書いていた短編を纏めた本。
出版されたのは鬼滅の連載中。
“過狩り狩り”
鬼滅の刃の前身のお話。
珠世さんと愈史郎くんは、
早くからキャラが出来てたんだなぁ。
どこからどうなって無惨さまは
あぁなってしまわれたのか…。
“文殊史郎兄弟”
殺し屋さんで虫を操る(?)お話。
表紙の人の話。
鬼滅の小芭内さんに傷がなく
蛇が虫になって、ピアノ弾いてってかんじ
…それ別人だね。
弟さんは、玄弥がおバカだったらこんな感じ?
いや…別人だよ。
“肋骨さん”
ちょっと童磨っぽい?
そうでもない?
童磨が先に出会うのが
無惨さまじゃなくお館様だったら…。
いや…別人だけどね。
“蝿庭のジグザグ”
この主人公が1番鬼滅にいない感じかも。
関西弁だし。
呪殺屋さんに対する解術屋さん。
うん?呪術!?
呪術廻戦と似たベースでも
作者さんが変わると
こんなにも世界観変わるんだな。
連載用のネームを短編にしたそうなので
これを膨らませて連載描いてくれないかなと
思ったけど
呪術かぶるから無理か…残念。
というか
鬼滅じゃなく こっちが連載になってたら
呪術廻戦は出てなかったかもしれないのかな。
時系列的にどっちが先か知らないけど。
どっちにしても
鬼滅の刃と呪術廻戦の両方ヒットさせた
ジャンプ編集部は有能ということかな。
短編ってギュっと詰めなきゃいけないのに
上手いなぁと私は面白く読ませてもらいました。
あんまりグロく感じないのは
作者さんが上手なんだろうなぁ。
どの話も、大なり小なり鬼滅の刃に反映されてる気がして、似てるとこを無理矢理探してしまいます。
そして、
鬼滅の刃って凄いよくできた話だったんだな。
炭治郎って凄いな。
吾峠呼世晴先生って凄いなって
改めて思いました。