神無月紫子の優雅な暇潰し 3巻
作者、赤石路代
紫子さんのお友達が丹精こめた牡丹の花を
切られてしまう。
貰う予定だった紫子さん、
犯人みつけて成敗です。
今度は知絵理ちゃんのお父さんの影にも加巳野。
何処にでも湧いてくる加巳野。
知絵理ちゃんのお父さん、
天然というか空気読まないというか
知絵理ちゃん、苦労人。
猫のけもちゃん、ネギ食べちゃって病院へ。
駆けつける執事の源さん、猫愛が素敵です。
その時に会った“天使のポメラニアン”
と呼ばれ人気のワンコの飼い主さん。
ワンコの人気が出て
チヤホヤされてエスカレートして
ネタのために無駄にカットを重ね
ワンコにはストレスハゲが…。
カットを休んだ方がいいと
進言したトリマーさんを逆恨みして
飼い主さんがネットで中傷したため、
トリマーさん大炎上。
仕事を辞めることに。
怒った紫子さん、大量のポメラニアンを集めて
自分の犬を見つけれなかった飼い主さんに
お灸を添えて、目出度目出度。
(話としては痛快だけど…ワンコは飼い主に反応すると思うし反応してくれると信じてると思うので、こんな風に上手くはいかないと思う。)
さらに、
トリマーさんには移動トリミングサロンが
出来るようトリミングカーを貸し出す紫子さん。
太っ腹です。
真白くんが出会ったご婦人が
怪しげな占いの館へ。
やっぱり詐欺だということで、
紫子さんが出張る。
どうやらこの占い師さんの影にも加巳野。
占い師さんを改心させることは出来たけど…。
加巳野の魔の手が源さんに…。
というところで4巻へ。
愉快痛快で単純明快で完結してきたのに、
ここにきて不穏な空気のまま次巻なのは
ちょっと残念かな。
もちろん気になるから4巻出たら買うけど、
4巻で変な展開だったら脱落するかも。
源さんの加巳野への寝返りは今更ないと信じてます。
でないと、けもちゃんが可哀想。
猫好きには悪人になって欲しくないな。
結構早いペースで出てるので、
次も早く出てくれるといいなぁ。