ひとりでしにたい 7巻
漫画、カレー沢薫
昨日発売の新刊です。
裏のあらすじが面白い。
裏のあらすじが面白い。
山口鳴海 35歳独身が、
綺麗に1人で死ぬために
色々と準備しておかなければと
ジタバタする社会派コメディ。
前巻から、
少しタイトルからブレはじめた鳴海。
今巻は、
那須田くんと恋人（仮）状態で
弟の嫁まゆさんと対決！
惨敗の全敗です。
それは鳴海が
高卒で専業主婦でモラハラ夫（鳴海の弟）の
まゆさんを、無意識に格下扱いしていたから。
弟のモラハラにドン引きしていても、
やはり姉弟ということです。
まゆさんの手の平で転がされ
わざと那須田くんに近づいて
鳴海の心を引っ掻き回して
那須田くんの好感度が
爆上がりするように仕向けてました。
2人が結婚してくれれば
義理の両親の面倒を見てくれそうだし、
鳴海に何かあった時の面倒も
降り掛かってこないし助かる
という計画だったようです。
ついでに、那須田くんの危なさも見抜いてて
鳴海が苦労してくれればいいなという
オマケもついてたのかな。
そこはギリギリで見抜けた鳴海ですが、
まゆさんは自分より『頭がイイ』と認めます。
正直な気持ちを まゆさんにぶつけて
放っておいて欲しいとお願いする。
まゆさんも了承。
まゆさんがキレイまとめてくれたのに、
ここで余計なことを言ってしまうのが鳴海。
『あなたが“このまま”でいるのは
もったいないよ！』
「えっ？“専業主婦なんか”では
もったいないって話です？」
完全地雷踏んだところで以下次巻。
ほんと、鳴海はおバカさんです。
自覚したというのに、
こんな恐ろしい地雷踏めるとは。
那須田くんに寄りかかりそうだったのを
“ひとりでしにたい” という初心を取り戻し
自分は自分のやりたいように！
と思ったら、
まゆさんが窮屈そうに見えてしまうのが
鳴海の偏見の強いとこです。
またドロ沼化しそうです。
