後宮の検屍女官 2巻
漫画、おの秋人
原作、小野はるか
キャラクター原案、夏目レモン
ぐうたら女官の桃花×腹黒宦官の延明
中華後宮検屍ミステリー
綺麗な絵柄で、主人公ポヤポヤしてるのに
内容は結構エグくて怖いです。
延明の師匠、甘甘の容疑は
桃花によって晴れました。
病児は服毒死でした。
他殺の可能性もあったが自死で片付けられた。
延明は太子に、検屍学・検屍制度を
正しく布いて欲しいと言いますが、
できることはするかわりに右腕になれと
言ってきます。
それをするには玉座が必要で
そのためには優秀な右腕がいるということ。
延明はやりたくないので濁します。
三区では、李美人の死、侍女の碧林の死に続き
病児も1年前は三区の棭延官だったらしく
三区ばかりだなと思ってるところに
またも三区の高莉莉が死亡。
自害と思われるが桃花により謀殺と思われる。
李美人が亡くなった日、
高莉莉は邪魔な碧林の相引きに協力し遠ざけ、
相引きで碧林は破傷風になったと思われる。
死王の噂は謀殺の首謀者を探して
後宮を這いずり回るというもので、
他の妃により殺されたのではないとも読める。
延明は李美人の三度目の検屍を太子に頼み
引き換えに右腕になる約束をする。
桃花による李美人の検屍で、
手足を拘束され頭部に熱した釘を打ち込まれて
殺害されたことが判明する。
ということは犯人は3人。
手をおさえる役、足をおさえる役、
釘を打ち込む役。
うち2人は、病児と高莉莉として
あと1人は、2人を口封じのために殺した犯人
でもあると思われる。
高莉莉を殺したのは香炉の扱いから
宦官の可能性が高い。
そこまで太子と延明が話していたところに、
桃花が “赤子の死体に すべての答えがある”
という。
というところで、以下次巻。
やっぱり解決編は次巻かぁ。
コミカライズだからか登場人物が少なく
残りの宦官って師匠の甘甘ぐらいしか
いない気がするんですが、どうなんでしょう?
甘甘の場合、
延明が無罪を証明してくれるとこまで
折り込み済みってことで
それは切ないから嫌だなぁ。
あと、桃花が13才の時に祖父が殺されている
ようです。
陰謀渦巻きまくりな世界です。