ONちゃんが買ってきました。でも、なぜかwanikoが先に読んでしまいました(^^♪
映画化された奥田 英朗著 ≪サウスバウンド≫
小学校6年生の上原二郎の目線で話が進んで行きます。過激な父を持つ苦労は並大抵ではないようすに笑っちゃうけど、精神面で成長してゆく二郎に感動しました。第1部では東京から生活から沖縄に移り住むことになる理由…働かずゴロゴロして、年金の督促人にお説教する父の仕事は一応文筆業…そんな父と二郎に振って沸いた大事件で急遽沖縄へ移住することになるのですが、廃墟に住み始めると東京では何もしなかった父親が俄然働き出す。電気・水道・定職も無い父は畑を耕し、魚を釣り自給自足。もらい物がたっぷりでご飯は食べられる…こんなの嘘だろうと思うけど、田舎って意外ともらい物で生活出来るんです~waniko経験者(笑)暮らしていくうちに二郎の父に対する見方が変わって行くのが面白い(^_^)v更に、「学校なんて行かなくて良い!」と言われると行きたくなる心理…分かるな~なんと1時間以上歩いての登校なんですが、父に内緒なんで朝6時に出かけるんです。けなげ~
最後の方になると痛快と言ってしまうと不謹慎かもしれないけど、人間のたくましさ感じます。
自分の信念を貫く上原一郎とその夫を愛して止まない妻さくら、この家族に憧れてしまったwanikoです(^o^)丿でも、夫が上原一郎のように凶暴なのはなぁ~ちょっと却下かな(笑)だって、夫婦で強暴だと ドンだけぇ~