waniko's blog

wanikoの日常を記録するブログ

本日の1冊 Rのつく月には… おいしい牡蠣食べたい♪

2009-06-02 20:39:19 | 本についての雑談


≪Rのつく月には気をつけよう≫ 祥伝社 石持浅海著

お洒落な装丁 お酒の瓶が並び 題名はRのつく月…ってくれば牡蠣ですよ~~札幌に越してくるまでは、厚岸に程なく近く住んでましたから~美味しい殻付きの生牡蠣毎年食べてました。。。子野日公園、国泰寺 桜を見ながら花見~♪や。。ONちゃん職場のお花見で蒸し牡蠣をたっぷり~とか…アッ!!でもこの頃は運転担当だったから 牡蠣だけ食べていたっけ~今じゃぁ~考えられない(笑)

ところでお話は…
’05年から’07年にかけて『小説NON』に掲載された7編からなる、おいしい酒と肴、そして恋にまつわるミステリー連作短編集である。

生ガキにはスコットランド・アイラ島のシングルモルトウイスキー、チーズフォンデュにはオレゴンの白ワイン、豚の角煮には沖縄の泡盛と、各ストーリーに登場するとびきりの旬の料理と酒の組み合わせはまさに垂涎モノ。

メインの登場人物は、大学時代からの飲み仲間である湯浅夏美、長江高明、熊井渚の3人。いつもの仲間が長江のワンルームマンションにワイワイ集えば、気の置けない美食パーティーの始まりだ。また、毎回誰かが連れてくるゲストは、飲み会のアクセントになって、酔いもまわり口が軽くなったところで謎が披露され、さらに恋愛話も盛り上がっていくのである。

真相への伏線の連続に読者が一瞬たりも気が抜けないのは他の石持作品と同じだが、本書はちょっと趣が違って、謎解き役の長江の最後の話まであくまで会話の中で無駄なく進む。良い結果ばかりではないが、それでもなんかこうココロがじんわりとする。
『月の扉』や『扉は閉ざされたまま』などで有名な、本格ミステリーの俊英、石持浅海がこんな軽妙で洒脱な作品を書くとはオドロキだ。装丁画も綺麗でなかなかオシャレである。


こんなコメントがありました(*^。^*) 昨日の夜読み始めて3篇ほど…本日はお仕事だったので~夕食後残りを読破(^_^)v

お酒と食べ物と…楽しい会話が軽快に進む♪とっても楽しく読むことができました。。。&お酒と食べ物の組み合わせが~ 羨ましい^^;
この本は そう石丸さんへお薦めですよぉ~~(^o^)丿

コメント (8)
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