≪ぼくの羊をさがして≫ ヴァレリー・ハブス著 片岡忍=訳
内容(「BOOK」データベースより)
ぼくは、牧羊犬のボーダーコリー。まだ小さいけど、大人といっしょに羊を追って働きはじめたんた。だけど、ある日、ボブさんの牧場が…。
ポレポレとうさんのご推薦の児童書です。図書館にネット予約すると~すぐやって来ました(^_^)v
波乱万丈の運命をたどるボーダーコリーのボクは、そこここで別の名前がつけられるのですが…そんなことにはめげません。
坦々と運命に身を任せ、羊を探すのです。だって、ボクは牧羊犬だから。。。
一番最初に出会った老人が、最後の章に登場します。
そこで語ります…
後に思えることだ。自分なりに考え、努力をし、世の中をすこし住みよい場所にした、と思えることだよ。」と「生きていくうえで大事なものは、それほどたくさんはないんだよ」
「悲しいかな、たいていの人はそれを知らない。大金持ちになりたい。豪勢な車を買いたい。りっぱな家がほしい。そんなふうに欲ばって、へとへとになってしまう。」
おじいさんは、残念そうに頭を振った。「そういうものは、なくてもよい。寝る場所、あったかい食事、正直な仕事、苦労を分かち合う友。これだけそろえば幸せになれる。それともうひとつ大事なものがあるね。シェップ?」
その大事なこと「それは、じぶんの一生は役に立った、と最後に思えることだ。自分なりに考え、努力ををし、世の中をすこし住みよい場所にした、と思えることだよ。
ボクの波乱万丈な羊探しの旅を読んだ後、おじいさんの言葉は読むwanikoに感動を与えました。
そして、決してあきらめないボクに勇気を貰いました。
おじいさんのことばは、この本を最初から読むともっと!もっと!心に響きます。
ステキな本と出合いました。ポレポレとうさんありがとうございます。
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この感想を読んで、即予約をしたwanikoなのでした~(^o^)丿