「東ヨーロッパのワインを楽しむ」に参加された皆様、ありがとうございました。当日は、31名の参加を頂戴致しました。
1988年ソビエト連邦の崩壊以来、西側諸国のワイン生産技術導入のもと、廉価な大量生産から、商業目的の品質重視のワイン生産に切り替え、現在は世界のワイン品評会でも高評価されています。
ハンガリー、ルーマニア、ウクライナ、モルドバのワインを試飲していただきました。
最初にハンガリーから。チャペル・ヒル シャルドネ ブリュット。スパークリングワイン、辛口、シャルドネ100%。蜂蜜色。毎年、国際的なコンテストで、賞を受けている、安定的な味わい。
ルーマニアからは、ジドヴェイグリゴレスク。地場のゲヴェルツトラミネール100%を使用した、白ワイン、中辛口(セミドライ)。口に含むと桃やリンゴの果実味が広がり、爽やかな印象。
そしてなおロシアからの侵攻を受けているウクライナからは「チザイ」。赤ワイン、辛口。酸味と渋みのバランスがまろやか。主要な輸出港であったオデーサで安全が確保できない今、ポーランドを経由しバルト海に渡り、実に15000キロの長旅を経て日本に到着。本日一番の注目ワイン。
最後にモルドバワイン。紀元前3000年以上前から、ワイン造りをしていて、国際的にも注目が高まっています。シャトー・プルカリ。
土着品種ララネアグラ100%、赤ワイン、辛口、フルボディ。高貴なルビーをイメージする紅い色調。
次回は、7月25日木曜日。
「(続)真夏はスパークリングワインが美味しい」です。6月中旬のご案内になります。皆様の参加をお待ちしております。
佐藤久美子
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