木曽越峠の仙人日記

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俳人 一茶も愛飲していた 「ナルコユリ」

2020年06月10日 05時17分35秒 | 薬草

6月10日

「ナルコユリ」、ユリ科

生薬名 : 黄精  オウセイ     (根茎)



薬効

滋養強壮薬、虚弱者や病後の体力増強、精力減退

糖尿病、肺結核に用いる。



薬用法
体力増強、強壮、強精に煎じて食間に服用する

慢性病やリウマチ、痛風など体力の弱っている人にも良い



根茎をホワイトリカーとグラニュー糖で漬け込む

(ナルコユリ酒)は体力が付いて強精になる。

※ 隠れた強精薬として、 世の叔父さん達に
支持されている。

俳人、小林一茶は
52歳から65歳で亡くなるまでの12年間に、3人の妻を迎え

5人の子をもうけたと言う、精力絶倫は

此のナルコユリ飲用と言われている、(ほんとかな)。



「ジャンボニンニク」のネギ坊主



以前に沢山栽培していたので、球根が残っているのか

畑のあちらこちらで、芽が出て花が咲く。



10年ぐらい前に、この畑で薬草園を開園していたので

今でも、薬草の芽が出てくる。



代表的な薬草 「トウキ」、セリ科

生薬名 : 当帰   トウキ     (根)

原産地は不明、日本の野生種を栽培化したと言われている



薬効
婦人の一切諸病の要薬であり、其の保温作用は

冷え性、貧血タイプ婦人の滋養強壮、鎮痛、鎮静、浄血薬に。

薬用法
貧血症、腹痛、生理不順、生理痛、血の道に煎じて服用。

(葉は)、浴湯料として、体を温める作用が有る。

(根でトウキ酒を作る)、血行を良くし体を温める。



漢方薬には、当帰が数多く配合されている。

効用: 体を温め、血を増し、血行を良くする。

コメント
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