6月10日
「ナルコユリ」、ユリ科
生薬名 : 黄精 オウセイ (根茎)
薬効
滋養強壮薬、虚弱者や病後の体力増強、精力減退
糖尿病、肺結核に用いる。
薬用法
体力増強、強壮、強精に煎じて食間に服用する
慢性病やリウマチ、痛風など体力の弱っている人にも良い
根茎をホワイトリカーとグラニュー糖で漬け込む
(ナルコユリ酒)は体力が付いて強精になる。
※ 隠れた強精薬として、 世の叔父さん達に
支持されている。
俳人、小林一茶は
52歳から65歳で亡くなるまでの12年間に、3人の妻を迎え
5人の子をもうけたと言う、精力絶倫は
此のナルコユリ飲用と言われている、(ほんとかな)。
「ジャンボニンニク」のネギ坊主
以前に沢山栽培していたので、球根が残っているのか
畑のあちらこちらで、芽が出て花が咲く。
10年ぐらい前に、この畑で薬草園を開園していたので
今でも、薬草の芽が出てくる。
代表的な薬草 「トウキ」、セリ科
生薬名 : 当帰 トウキ (根)
原産地は不明、日本の野生種を栽培化したと言われている
薬効
婦人の一切諸病の要薬であり、其の保温作用は
冷え性、貧血タイプ婦人の滋養強壮、鎮痛、鎮静、浄血薬に。
薬用法
貧血症、腹痛、生理不順、生理痛、血の道に煎じて服用。
(葉は)、浴湯料として、体を温める作用が有る。
(根でトウキ酒を作る)、血行を良くし体を温める。
漢方薬には、当帰が数多く配合されている。
効用: 体を温め、血を増し、血行を良くする。