言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

日本は,能天気で情けない国だ:那珂郡東海村村長

2012-02-07 23:13:59 | 言いたいことは何だ
いばらきの決断 村上・那珂郡東海村村長
福島の事故後,「脱原発」を明確に掲げる村上村長に聞く.
地球と7代先の子どもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
http://nanohana.me/?p=11524
 
----引用開始----
イメージ 1
 
原子力ムラは,戦前の軍事警察国家と同じ
と話す村上村長
茨城(ki)県那珂郡東海村役場
 
原子力ムラとは
国(政府・省庁)+電力会社+メーカー+建設会社+学界+TV・大手新聞
 
質問
・震災の津波で東海第2も過酷事故の可能性があったが?
・東海第2も何度か情報隠しがあった,「原子力ムラ」をどう見るか?
・原発のストレステストの信頼性は?
・原発の寿命を40年,さらに20年延長可能とした政府は?
・「脱原発」への思いは?
 
東海第2も爆発の可能性があった事を知ったのは,4月初めだった.
3/11は,詳しい情報は入ってこなかった.

 
原子力ムラは,驚くほどの一体性を持った強固な集団だ
異を唱える者を排除して,権力的構造を作り,

危険性にフタをして原発の利点ばかりを強調する.
福島事故後も,変わっていない
これは戦争のための組織を作り,

国民にプロパガンダ(特定の思想へ誘導する宣伝行為)を行った
戦前の軍事警察国家と同じです

 
ストレステストは机上の計算です
有効性も判らない
国が審査するんだから,おまえらは黙っていろという姿勢.

私は福島事故の戦犯は,(経産省)原子力安全・保安院と
(内閣府)原子力安全委員会だと思っている.
権威を失った彼らが(稼働許可を与えるのは),何の反省もしていない.

 
寿命40年と細野原発担当大臣が発表して約10日後に,
(官僚が)直ちに例外規定で20年延長して60年と言う.
こんな国は信用できませんよ.

原発を何とか稼働させたいという思いが見える.
実に情けない国だ.

 
日本は原発を持つ資格はないと判った.
能天気(考えない軽薄な者)で安全神話にどっぷり漬かっている
巨大科学技術は,必ず落とし穴があり
それが破綻したとき,取り返しのつかない惨事になる

私はふるさとを失いたくない

----引用終わり----
 
独白:茨城県民にも安全神話につかってる人多い.
魚市場で売る地魚,500ベクレル超え販売してない保証は何もない.
499Bqなら範囲内で「基準値以内です」となるし
数値を表示して販売してるわけではないもの.
残念だが,茨城県~東北にかけての海産物 子どもさんには避けたほうが良い.

政府は、常に米国を見つめ、官僚は、国家権力に溺れる、司法は、官僚化して独立心を失い、国民は、諦観による退廃に陥る。

2012-02-07 07:16:01 | 言いたいことは何だ
 長いタイトルになってしまったが、一般国民の立場は、このタイトルで言い表していると確信している。
 
 政治家、特に保守と呼ばれる代議士、政府に関わる政治家の殆どが米国の権益に対する守護者、言い過ぎか?門前の小僧であり、国家と言う様相を呈していないのが我が国の政治であると断言できる。更に官僚たちは、地道に作り上げた権力に溺れて国家と言う存在を権力の継承手段としか見ていない、その為に、既得権益保持が、彼らの最大の仕事であり、これを拡大する事が優秀な官僚と言う事になる。
 
 三権分立なのだから、司法だけでも独立していれば、国民は救われるが、有資格者として温室培養された裁判官たちは、歪な権力により、自覚を失い、結果、官僚と同様に、司法権力に溺れて、その保持に行政と薄汚い関係に陥っている、そして司法の独立を考える裁判官は、立場を失い、陥れられ、結果、下野せざるを得ない。身分保証をしているのが、法務省と言う行政機関だからだ。これは検察庁も同様で、何ら普遍的な正義を行っている組織ではない。その時々の自らの権力保持と組織の体面だけを優先した不正義が罷り通っている。
 
 その為に、国民は、既に諦観に陥って、政治への無関心、権力が頼りにならなければ、それは自己保身に走るしか方法を見出せず、利己に固まり、貪欲に自らの利益だけを追求する。ボランティア詐欺がこの大震災を利用して罷り通るのも同様である、正に火事場泥棒を実践した社会が出現している。
 
 小生が、この二ヶ月間で得た情報によると、大手ゼネコンは、一部の権力や影響力ある政治家、官僚と組んで、原発事故収束に向けた作業に入っている。政府が提示した除染費用や、仮置き場設置費用、これらは緊急に行動しなければならないし、誰かがやらねばならないのだが、この期に及んで、これで大もうけを画している。
 
 これは、小生が得た情報で、ある大手ゼネコンから齎されたものである。昨年の年末に成立した補正予算から、この30キロ圏内から20キロ圏内までの除染費用と、10キロ圏内で瓦礫処理、仮置き場設置などの危険地域での作業労務者に必要な費用は、一日当たり8万円、この内訳は、労務者募集に関わる費用が一人当たり日額2000円、防護服(使い捨て)が一日当たり8000円、線量計が一日2枚4000円、これに健康診断に関わる費用が一日当たり1000円の積み立て、食費が一日当たり3食で1200円、宿泊費が3000円、占めて19200円、これは費用として毎日必要とされ、残り50800円、これが労務者に支払われるのではない、ここからゼネコンの雑費として9200円が差し引かれて、40000円が残るのだが、この4万円も労務者に支払われる訳ではない。
 大手ゼネコンは、労務者(日雇い人夫)は直接雇用しないから、下請け業者が、本来、法律で規制されている人夫出しをする、しかし派遣として行えば労働基準法に抵触するので、請負業務として下請け会社が大手ゼネコンと契約して、その労務者集めの実行部隊となる。あくまで請負なので、人夫の員数は、お手盛り、契約期間中に、その業務を遂行できれば契約履行となる為に、最低限の労務者を入れる事になる。更に、この労務者から、その管理費として日額10000円を差し引いて、労務者に手渡される日当は、30000円まで下がるのである。
 しかも、下請け業者の中には、この30000円から食費や宿代まで二重で取る業者も少なからず存在する。弱いもの虐めが堂々と罷り通っているのが土木業の実態であると言っても過言でない。
 
 この10キロ圏内の作業は、一つ間違えば、高線量による被爆もあり、中には、数ヶ月間で圏内での作業が出来なくなる。幸不運もあるのだが、最悪の場合、3ヶ月程度で職を失う労務者も出てくる。そうなると少々日当が高いと言っても到底、得だとは、ならない。国から支給される、国民の税金から、ゼネコンが費用を差し引き、更に下請けが差し引いて一番危険な現場で働く労務者へは、僅かばかりの日当を支払う事になる。下請け業者が1日当たり、労務者から10000円天引きすると、500人請け負い業務契約を大手ゼネコンとした企業は、毎日、500万円の粗利が出る計算となる。経費は、大手ゼネコンが、上記の様に指しいているのだから、管理費用として、10000円の経費が必要なはずもない。つまりぼろ儲けと言う事になる。これが1年続くと、18億円の企業収入が見込めると言う事になる。更に悪質な業者は、ここから1000円から5000円程度の経費を差し引く事になり、その利益は、膨大なものになるのは、お分かり頂けると思っている。
 
 しかも、会社へは、一日当たり1000円前後の管理費を入れ、残りは、役員たちでペーパー会社を作って、そこに入れて、個人的な収入とすべく、別会社を作り上げているのも存在する。
 
 人の不幸でぼろ儲け、これは、火事場泥棒である。家を失い、帰るべき故郷すら失った被災者を食い物にする悪魔的なシステムが、存在する。そして、そのキックバックが、官僚の権力機構に吸い上げられて行く、そして、それに利用されるのが、低俗な保守系議員である。彼らが暗躍する事で、この火事場泥棒が堂々と大手を振って社会を渡り歩いている。この全てが、今の我が国の実態であると言っても過言でない。その幸運に巡りあたれば、誰でもが同様に踊るのだろう。
 
 小生は、この全ての利権を固辞し、ボランティアとして、この組織作りを手伝っている。一銭の金も受け取っていない。これを告発しようとも思ったが、誰かが早急にこの作業に入る必要があり、その為には、少々の悪事に目を瞑ろうと考えたのだが、どうも小生の正義感が許さない。数日後には、この全ての業務から撤退するつもりである。
 
 弱者を食い物にして、被爆した労務者は使い捨て、これは、土木建設業だけに限った事ではない。派遣やパートタイマーを廉価な人件費で使い捨て、安売りを歌っている量販店や飲食店、あるいは、一番如実なのが、パチンコ店なども同様である。
 
 既に、我が国には退廃の腐臭が漂っている。そしてその中で国民は、エゴイストになり、ニヒリストに成り果てる。ワイマール文化が花咲いた、近代ドイツの様に、そして独裁者が笑い始める。その独裁者は、ヒトラーの様な個人ではない。我が国の場合、官僚機構と言う権力を持ったごく一部の役人による独裁であるのだ。
 
 嗚呼!!!!、国を捨てる時が訪れたのか?

原発再稼働へ「何度でも足運ぶ」=西澤俊夫東電社長が柏崎市長・刈羽村長らを訪問

2012-02-07 05:57:03 | 言いたいことは何だ
福島で大規模な原発事故を起こし、その責任を果たしていない東電が、検証も経ない内に原発を再稼働させるなど、絶対にあってはならないことです。
 
にも関わらず、東電社長・西澤俊夫は、傲岸不遜にも柏崎刈羽原発の再稼働を言い募るに至りました。ここんなことが到底許されないのは、言うまでもありません。
 
口を開けば、また津波対策、「福島第一の事故原因は津波」という都合の良い結論に、いまだこだわっている様子が窺い知れます。
 
西澤俊夫やその背後にいる会長・勝俣恒久ら東電幹部達は、福島第一原発事故を引き起こした責任を感じていないことが、改めてよく分かるものです。そうでなければ、原発再稼働という出鱈目をいとも簡単に言ってのけられるはずがありません!
 

日本ブログ村(下記をクリック)

https://house.blogmura.com/mansionkanri/






 
住まいるブログランキング(下記をクリック)

http://www.suma-blo.com/mypage/inout.php?code=zwsAbgg9Oqk%3D&m=i


原発再稼働へ「何度でも足運ぶ」=柏崎市長らと会談-東電社長(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012020600371
 
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20120206at09b.jpg
 
 東京電力の西沢俊夫社長は6日、新潟県を訪れ、同社の柏崎刈羽原発がある柏崎市の会田洋市長、刈羽村の品田宏夫村長と相次ぎ会談した。西沢社長は今後の電力需給について、「冬は何とか乗り切れそうだが春先から夏は非常に厳しい。柏崎刈羽は重要な電源だ」と再稼働への協力に期待感を表明。その上で「地元の懸念、質問に丁寧に答え、理解してもらうまで何度でも足を運んで説明させていただく」と述べ、地元の意向を最大限尊重する考えを示した。
 一方、柏崎市の会田市長は会談後、同原発の再稼働について「(福島第1原発事故を踏まえ)安全性がきちんと確認できることが前提。その上でのことになる」と述べた。
 また、午後に西沢社長と会談した泉田裕彦新潟県知事は、「電力需給問題を言われても、検討する材料がない。まずは(福島事故の)検証をしっかりやっていただきたい」とし、再稼働より安全確保を優先するよう改めて求めた。(2012/02/06-13:48)




津波対策などを地元首長に説明 柏崎刈羽原発で東電社長(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020601001326.html
 
http://img.47news.jp/PN/201202/PN2012020601001330.-.-.CI0003.jpg

 会田洋柏崎市長(左)と会談する東京電力の西沢俊夫社長=6日午前、新潟県柏崎市役所



 
 東京電力の西沢俊夫社長は6日、柏崎刈羽原発がある新潟県を訪れ、地元首長らと会談。福島第1原発事故についてあらためて謝罪し、事故後に見直した緊急安全対策や津波対策について説明した。
 西沢氏は会田洋柏崎市長との会談で「柏崎刈羽原発は非常に重要な電源」と強調。1、7号機の安全評価の1次評価結果報告書に誤りがあり、国に再提出を求められたことに触れ「地元の皆さんに説明し、理解してもらえるまで何度も足を運ぶ」と話した。
 柏崎刈羽原発は既に全7基中6基が停止し、残る1基も3月末までに定期検査に入る予定だが、再稼働の見通しは立っていない。

2012/02/06 11:45 【共同通信】


<embed allowscriptaccess="never" height="0" type="application/x-shockwave-flash" width="0" flashvars="connectionID=1328513551730"></embed>

野田首相はなぜ増税に変わったのか 最悪の首相・野田でこの国は滅びる:模型飛機さんからの転載です

2012-02-07 05:43:20 | 言いたいことは何だ
野田首相はなぜ増税に変わったのか 最悪の首相・野田でこの国は滅びる
(日刊ゲンダイ2012/2/6)

民主党よ即刻分裂して解散・総選挙で決着つけろの声

【君子は豹変すなどと大仰に演説したが、君子と言えるほど自分は偉い人なのか】

【彼は財務省の東大出身狡猾役人の操り人形である自覚すらない早大出の小バカである】

来年度予算の年度内成立がタイトになってきた。4次補正は8日に成立する見通しだが、沖縄防衛局長の選挙介入問題に加えて、田中防衛相というオトボケ君を抱え、政権運営は不安いっぱい。自然成立のデッドラインとされる3月2日の衆院通過は不透明な情勢だ。いくら野田首相が不退転だ何だとエラソーに言っても、予算案審議がガタガタすれば、お先は真っ暗。消費税増税法案の提出も難しくなる。




それでも野田は、その気だ。先週末は慶大主催のシンポジウムで講演し、「私の政権で結論を出したい」と強調。夜は企業経営者を相手に「先送りしない」と胸を張った。まるで何かに取りつかれているようである。

昨年末、党税調総会で野田は「丁寧な国会運営」からの卒業を宣言。「来年は正念場。“君子豹変す”という立場で臨んでいく」と主張した。偉くなったモノである。昨年8月の代表選では「ルックスはこの通り。金魚のマネはできない」と、自らをドジョウになぞらえていた。それが、数カ月後に「君子」である。地位が高いだけではない。徳が高く、品位の備わった人格者であると“自画自賛”したのだ。
なるほどドジョウから君子は「豹変」だが、この男がスタンスを変えるのは初めてではない。政権交代前、野田は消費税増税に猛反対していた。街頭でも、天下り法人をシロアリに例えて、「シロアリを退治しないで消費税を引き上げるんですか」「消費税を引き上げるという話はおかしいんです」と演説。シロアリを退治すれば、消費税5%分ぐらい捻出できると強調している。

【延命第一で増税に前のめり】

「野党時代の野田さんは、『日本は税金の使われ方がおかしい』『特別会計を含めて見直す必要がある』と話していた。師匠の松下幸之助が無税国家論を唱えていたこともあってか、彼の口から増税で財政健全化なんて聞いたことがありません」(民主党関係者)

困った君子サマである。「野田首相が増税に前のめりになっているのは、自らの延命を考えてのことです」と言うのは、政治評論家の山口朝雄氏だ。

鳩山元首相は政治主導を掲げて役人を排除し、菅前首相は無能ぶりと性格の悪さで役人にソッポを向かれた。
2人の自滅を目の当たりにした野田は、財務官僚頼みになったというわけだ。

「ギリシャ危機や国債暴落懸念は後付けです。方便に近い。野田首相は財務省しか知りません。ほかで政務三役をやっていないし、官房長官や幹事長の経験もない。政治家として小粒です。もともと総理の器でなかった。だから、ポストを守るには強固な後ろ盾が必要になる。財務官僚と手を結んだのは、自然な流れです。しかも、善くも悪くも消費税を引き上げれば歴史に名が残る。それが勲章だと思っているのでしょう」(山口朝雄氏=前出)
私利私欲の増税案で英雄気取りとは、困ったモノである。

◆財務官僚に刷り込まれた記憶はないのか

もっとも、財務官僚を引き込んであれこれと画策しているのなら、まだマシかも知れない。永田町では、「野田首相は本当にアホなんじゃないか」との見方も広がっている。
「野田首相の消費税増税が官僚に刷り込まれた政策であるのは間違いありません。副大臣、大臣と財務省で経験するうちに、大変なことになると脅された。

しかし、最近の言動を見ていると、変わってきている。刷り込まれ、操られているという感覚がなくなり、本気で増税しなければダメだと思っているようです。経済がこんな状況なのに、不退転だとか、私の代で決めるだとか、かたくなな態度を続けているのも、税率アップが必要だと信じ込んでいるから。そもそもが自分のアイデアなんだと、思い込んでいる気配すらあります」(政治評論家・有馬晴海氏)

日本一入るのが難しい東大を出た連中が、自分たちの利権を守るために一致団結すれば、早大出身の野田など、ひとたまりもない。狡猾な役人の手のひらの上で踊らされているのに、自分の意思で踊っていると勘違いしている。はたから見れば、救いようのないアホだ。それが自らを「君子」と称していい気になっているのだ。

【「豹変」にモノ申したい国民】

さすがに党内からも、狂気の増税に造反する動きが出ている。代表格が「国民の生活が第一」を標榜する小沢元代表だ。
先週末は共同通信のインタビューで、消費税増税関連法案への反対を明言。〈筋道が違う。経済政策としてもおかしい。大改革を何もしないで増税するのは、国民を愚弄する背信行為だ〉

と訴えた。その上で、〈歌を忘れたカナリアは私たちではない〉〈普通の理屈から言うと、歌を忘れた人たちの方が離党するものだ〉と分裂も辞さない構えである。
「野田首相の周辺は小泉郵政選挙にならって、党内の造反者と戦う選挙を目指していると思います。うまくいけば自民党の存在感を消せるし、ガラガラポンにつながる可能性も高い」(有馬晴海氏=前出)

それならそれで結構だ。民主党は即刻分裂して、解散・総選挙でケリをつければいい。官僚の利権を拡大させる増税推進派と、官僚の利権にメスを入れる増税反対派に分かれ、信を問うべきだ。
ワケも分からないくせに増税に突き進む野田は、最悪の首相である。このまま任せていると、国も国民の暮らしも持たない。09年衆院選で多くの有権者は民主党政権の誕生を望んだ。しかし、それは野田首相を前提にしたものでもなければ、増税を容認したものでもなかった。

国民は「豹変」にモノ申す機会を待っている。

 
                       (mokeihikiさんの許可を得て転載しました)



「静かに怒りを燃やす鬼となる」

2012-02-07 05:34:10 | 言いたいことは何だ
 
   「国は国民を守らない」 怒りを燃やし、責任を問う
                                   2/3付 岩手日報より
  *         *          *          *          *          *         *       
 
現代の東北がよみがえった。
 
かつて朝廷は この地に住んでいた人々を、服従しないゆえにと呼んだ。
 
鬼をつくり出したのは、またしてもだった。
 
 
鬼の出現は、経済評論家の内藤克人さんが 盛岡市で行った講演で紹介した。
 
昨年9月に東京で開かれた 「さようなら原発6万人集会」で、
 
福島県の武藤類子さんが宣言した。
 
「私たちは静かに怒りを燃やす、東北の鬼です」
 
 
原発事故で生活が一変した。
 
 「逃げる。逃げない。
 
 食べる。食べない。
 
 畑を耕す。耕さない…」
 
日々、いや応なしに決断を迫られた。
 
住民は鬼と化し、国と東京電力の責任を問い続け、
 
原発はもういらないと声をあげた。
 
 
福島県に限ったことではない。
 
武藤さんがこの集会で叫んだ 「国は国民を守らない という言葉は、
 
東日本大震災の被災地に共通する思いだ。
 
東北には今、古里を失って行くあてもない数知れぬ鬼がさまよっている。
 




イメージ 1


                                                    盛岡市内の46号線



 
人々は今も昔も好き好んでになったわけではない。
 
体制に染まらない生き方が異端視されて排除されたにすぎない。
 
権力を持つ者はそれを異形のものとして恐れ、鬼の烙印を押した。
 
約1200年前、アテルイの時代もそうだった。
 
 
東北人はいつまででいなければならないのか。
 
国への疑心が生む「暗鬼」を追い払えないまま、今日の節分を迎えた。
 




 
節分の今日、岩手日報の「風土計」に掲載された記事です。
 
今の東北人の思いを 的確に代弁していると思いました。
 
…「国は国民を守らない」…   
 
これは東北だけの問題ではありません。
 
「どこで」 「何が起きても」 
 
国には国民を守る気がないことは明白です。
 
誰もが「怒りを燃やす鬼になる」と思われないでしょうか。