吹奏楽の魅力

吹奏楽大好き!「AudioVideoMaster」 趣味のビデオと記録。

ハイレゾリューション(High-Resolution Audio 単にHi-Resと表記)を再生する前の知識

2016-08-21 10:52:23 | 吹奏楽・定期演奏会

 平成28年8月21日(日)

 

音楽は、聴くから感じる音楽へ!

極上の「音」がHigh-Resolution Audio 

  ヤマハのテクノロジーがCD-Rと

  とても相性が良い事も検証済み。

今までにない臨場感や奥行き感は最高!

ホール演奏では、96Khz、24bitがベスト。

情報量(サンプリングや量子化)をあげれば良い

ものでもなく再生オーディオシステムに適した機器を

考慮しなければならない。

ホールの音場は、音響プロに任せ、一番良い音が把握

できる音像が最も大切。(過去の経験から)

音源の収録は、音像(距離、方向)を無視することはできず

自己責任で全部行い、編集、ダウンコンバート

ライティング、デザインをノウハウを全部注ぎ究極の原音

に匹敵するCD(極上の音)がここに誕生する。

 

  SONY様、ヤマハ様 良い機器や性能ありがとう!

 

 

SONY製のリニアPCMレコーダ SX-1000の威力が

ホール演奏収録に欠かせない。(これで十分過ぎるほど)

    高性能マイク搭載のリニアPCMレコーダー

 高音質録音だけでなく、録音した空間の空気感まで記録できると評判。

 

         

 

 

 ●「3マイクシステム」と「シーンセレクト」で高音質収録に対応。

  広範囲の音を定位感を失わずに録音できる2つの「ステレオマイク」、

  特定の話し手の音声をクリアに録音する「ズームマイク」の3つのマイクを備える。

 

 ●よい音で録る そしてよい音で聞く。

  コンパクトながら、リニアPCM形式(96kHz/24bit)での録音にも対応している。

  一般的なMP3形式とは異なり、音声データを圧縮しない非圧縮形式なので、

  音の細かなディテールや空気感までしっかりと記録することができる。

  フルデジタルアンプ「S-Master」を搭載し、音のひずみや劣化を抑え、

  音源を忠実に再現することができる。

  リニアPCM形式とMP3形式の両方で同時に録音する「デュアルレコーディング」や、

  10秒の早送り/3秒の早戻しで議事録の書き起こしに便利な「書き起こし用再生」、

  音程はそのままに再生スピードを自在に調整できる「デジタルピッチコントロール」など、

  便利な録音・再生機能を搭載する。

 

ハイレゾ音源とは?

 

 SONYのハイレゾリューション解説より著作引用

 

 

ハイレゾとはハイレゾリューション(高解像度)のことです。

 

「ハイレゾ音源」とは、スタジオで録音したマスターが持っている情報量により近い

高解像度の音源(データ)のことを指します。

CDよりも情報量の多いハイレゾ音源はきめ細やかな音になり、CDでは再生できない

空気感と臨場感を表現する事ができます。

ハイレゾ音源データは、スタジオで録音されたそのままの音源に近いので、

ハイレゾ対応プレーヤーで再生すると、ボーカルの息づかいや個々の演奏者の立ち位置まで、

リアルな臨場感と立体感を得ることができます。

 

ハイレゾ音源の良さは、

 

ハイレゾ音源は耳だけでなく、脳でしっかり感じかつ同じ音楽を聴く場合であっても

「気持ちいい、心地よい」などのポジティブな感情をハイレゾ音源の方が”本能的に

強く感じてしまうということが判明している。

そういわれると「そうなんだ、じゃあハイレゾ音源はいいんだな」というように

誰もが思いますよね。

 

 

いい「音」とは、

 

人によって聴こえる「音」は千差万別であり評価が非常に難しいところ。

収録した音源は、空間、再生機器、システムのレベルにより大きく左右され、

専門的な理論や定義など除外すれば、自分で聴いて「心時よい」と感じればそれで良い。

また、音源の収録時は「音の定位」は非常に大切で演奏者の「生演奏」がどこで一番

いい音が聴こえるか?楽器の種類や編成、オーケストラ、演奏者の人数、演奏楽曲など

ホールでは最前列、最後列では「音」伝わり方が違い(空間の時間差、反響、共鳴)で

大きく異なり、指揮者の直近では演奏者の「生」が聴こえ、最後列では「音」は、一旦

アンプで増幅され、ミキシングされスピーカーから出る「音」を聴くことになり言えることは、

どちらの音が良いのか意見は分かれるところ。(複数マイクのセッティングの調整はプロの

音響専門業者に委ね最善の音を出力してくれることにしよう) 

このスピーカーやオーディオ機器のシステムにより出力されたオーディオを聴く

ことが前提となっている。特にハイレゾリューションマスターレコーダで簡易収録

する時は、最もいい音「音場」がすると思われるところにセッティングしないとだめ。

空調が近くにあればノイズもぐれになり「いい音」は残せない。

 

 

理想の音に近づく!! オーディオシステムの音を判断する 

「理想の音に近づく!! オーディオシステムの音を判断する 」より著作引用

 

 機材やセッティングの良し悪しを判断するには、実際に音を聴くのが一番確実です。

でも判断基準が分からなければ良いのか悪いのか決めることができません。

逆にこれが分かれば、機材の選択が容易になりセッティングの方向性もはっきりつかめる

ようになります。

重要なのはどういう音なのかを把握し、それが自分の求めている音にどれだけ近いのかを判断

できるようになることです。

 

 

「理想の音に近づく!! オーディオシステムの音を判断する 」より著作引用

 

①『音像定位』

音像とは距離や方向を感じることのできる音源のことで、その音像の位置が明確に

感じ取れることを定位と言います。

 

②『解像度』

分解能などと似ていますが、どれだけ細かく微小な音まで出ているかを表現します。

高域が華やかだと解像度が高いと思っている方もいますが、実際は情報量の多い音源が

本来収録している音をきちんと再生する能力ですので、ごまかされないようにしましょう。

解像度が高くなると、音が空間に広がる様やアンビエンス(環境音)などの空間情報が良く聴こえ、

音の生々しさと実在感が上がります。

 

③『S/N比』

本来は信号に含まれるノイズの量を表しますが、ここでは数値ではなく実際聴いたときの

透明感静寂感など、どれだけ音に雑味やノイズが少ないかを意味します。

S/Nが良いと、音と音に隙間が生まれそれぞれの楽器が分離して聴こえるようになり、

静かな部屋に楽器の音の余韻がフワッと広がるような表現もより鮮明になります。

 

④『歪感』

これも歪率とは違い、聴感上の歪のことです。具体的には耳に刺さるような嫌な響きや、

実際の音とのイメージの違いになって現れます。

 

⑤『ダイナミックレンジ』

小さい音から大きい音までの再現できる幅といったところでしょうか。

これが広いと音の強弱が大きくなり、ダイナミックな表現が可能になります。

ダイナミックレンジの広い音楽といえばクラシックが最適です。

ダイナミックレンジが狭いと、音量を上げても全体的にうるさいだけでメリハリが無い

平坦な音になってしまいます。

 

⑥『周波数レンジ』

低い音から高い音まで再生できる周波数の範囲で、聴感上の再生周波数帯域という

ニュアンスで使われています。重低音から超高音までの再生能力なので、

評価は比較的分かりやすいと思います。

 

⑦『再生周波数特性』

周波数レンジは再生できる音の幅ですが、再生周波数特性は各帯域ごとの

出力レベルの特性を表したものです。

高音から低音まで均一な出力レベル特性のものをフラットと呼び、忠実再生には理想的と

言われています。高音と低音が強調されたものはドンシャリ型とよばれ、初心者に好まれる傾向が

あります。他に中音が若干強調されているかまぼこ型、低音に行くにしたがって大きくなる

ピラミッド型などがあります。

 

⑧『スピード感』

音の立ち上がり立ち下がりの速さ、トランジェント(過度応答)インパルス応答特性などを

感覚的に表現したものです。音声信号が入力された瞬間にパッとレスポンス良く鳴り始め、

信号が途切れたらスパッと鳴り止むことは、原音の正確な再生に必要なことです。

 

⑨『音の質感』

ウォーム(暖かい)クール(冷たい)、硬い・柔らかいといった言葉で音の印象を表現します。

響きが豊かで柔らかい音をウォーム、余計な響きが少なく硬めの音をクールと呼ぶ

傾向にあるようです。

 

⑩『リアリティー』

 

これは、音の評価項目というよりも総合的な評価になりますが、一番重要だと思います。

同時に、自分の感覚を最も重視した評価になります。

 

人にはそれぞれイメージする音があると思います。

独自の譲れないイメージがあるかもしれません。

 

その音にどれだけ近いかという評価も、理想の音を求めるうえで欠かせません。

極論を言えば、その音が他人にとって良い音じゃなくても全然かまいません。

オーディオでは明らかに間違った音や悪い音はありますが、正解の音は人それぞれ違い

最終的には自分のイメージに近い音、聴いていて心地いい音がその人の

理想の音だと思います。

 

オーディオの最終目標は、綺麗な音を出すことではなく

理想の音で好きな音楽を再生することだというのを

忘れてはいけないと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする