令和2年7月13日(月)
いつもなら梅雨明けしている時期だろう
昨年は、2019年7月12日(元年)に記事書いている。
しかし、
今回は、昨年以上に「蝉」は深刻な環境といえる。
豪雨や土石流の災害があるときは蝉はなかなか
地上に出て来るのは遅れる。タイミングを見ている。
元気良く鳴いている蝉は、「雄=オス」です。「雌=メス」は鳴きません。
不思議なことに条件が整えば一斉に夜半から未明にかけて羽化が
はじまるといわれる。
全くと言って良いほど「初鳴き」の元気な姿は見かけない!
蝉の羽化の時期や初鳴き、
鳴いていた蝉が鳴き止んだ時は、気温上昇や熱中症を
教えてくれるのだ。異変を察知するデリケートな蝉に感謝。
やはり、昨年の豪雨で環境が変化したのか?
それとも、今年は梅雨時期が長い。しかも列島帯状梅雨前線で
西日本熊本災害や中部日本など気象が激変している。
元気良く蝉が羽化(芋虫から成虫)してもその時に気温が上がらないと
蝉は鳴くことすらない。蝉も正確な気温を感知しているのだ。
身近な寿命を全力で生き抜くために。
今朝、今年初めてマンションの駐車場で羽化したのだろうか抜け殻と
猫に襲われたのかまだ初々しい羽がついてはいるが息絶えていた。
とても可愛そうだ。
蝉の種類によって
- ヒグラシ・・・・25°c以下
- ニイニイゼミ・・23°C~29°c
- アブラゼミ・・・25°c~30°c
- クマゼミ・・・・30°c~32°c
- ミンミンゼミ・・35°c
一応の蝉が鳴く気温の目安。 日が昇って午前11時ごろまで
夜の熱帯夜では鳴かない。外が明るくて適温であれば鳴くことも。
最近は気温が上昇して鳴く時間も少ない。