令和2年7月18日(土)
今年も蝉の初なき遅れる。
しかし梅雨明けはまだ宣言されてはいない。
広島市西区商工センターのとある公園で豪快ではない「蝉の初鳴き」
体感することができたことうれしかったです。
梅雨明けが近いのだろうか。2~3日天気が良かったのでこの時期を
地中で待っていたのだろう。一斉に羽化が未明はじまったと推測。
これから先大きな豪雨もないようだと「蝉」が教えてくれる。
湿度や温度に非常に敏感な蝉。
蝉は、羽化に失敗すればそれは「死」を意味する。木から落ちれば体は
傷つき、木に登るエネルギーはないようで力尽きて死ぬのだ。
とても可愛そうだが生きぬくための摂理だ。(大自然の法則)
そういう光景に遭遇すれば手で拾ってあげ気持ちを唱えてあげる(念仏)
蝉だって立派な命があり外敵の目につきにくいところへそっと置いてやる。
そういう人間の些細な思いやる気持ちはどんなに蝉は喜んでくれるでしょうか?
人間界もこういう気持ちのない方が多く残念!(慈悲)
蝉も死をもって色々人間界にも教えてくれる。
慈悲(じひ)とは、
他の生命に対して楽を与え、苦を取り除くこと。いつくしみ、あわれみ
自分以外の他者を、慈しみ、情けをかけ、思いやるという意味で使われる。
今は、元気で我、我(ワシガワシガ)言っていても所詮85年の命。
自分が死の直前までどのように生きてきたかが亡くなってから他人が評価する
と思えば悪いこと(悪行)はできない。諸行無常の上で生かさせていただいている。
諸行無常(しょぎょうむじょう)の意味
この世の万物は常に変化して、ほんのしばらくもとどまるものはないこと。
人生の無常をいう仏教の根本的な考え。「 諸行」は因縁によって生じた、
この世の一切の事物。永遠ということはない。
感情を表すことのできるのは、唯一人間だけである。
若い人が「切れる」も感情表現で心の暴走かもしれない。
話がだいぶそれましたね。 終わります。