《 廣府太極傳奇 》 第22集(前編)
巴総統が通應に撃たれて死亡したところへ大帥が来て、勢揃いした面々の前で
「みんな呉夫人の身分が気になってるようだが、彼女は私の末の妹だ!」 と言い
お金持ちの夫人を装って民団と警察の悪事を調べていたんだと事情を説明...
しかし...巴総統があんなに恐れていた大帥とやらの格好が、なんとも安っぽいこと...
大帥は 「今回の事で楊家の功績は計り知れない!太極拳は健康にも大変いい!
政府を挙げて全国に広め、ぜひ国技にしようと考えている」 と言い、次に王子を呼ぶと
「老七を捕えた功績により、厳振国を大帥付きの副官に昇格させる!私と一緒に北京に来るように」 と...
それを聞いた玉英はなんだか不安そう...
そして、呉夫人を救った事で通應のクソヤロ~は民団総統に任命されてたけど
コイツは呉夫人が大帥の妹と知って、巴総統を裏切って殺し、権力がある方に付いただけなのに
大帥は 「くれぐれも楊家には手を出すな!」 と言い含めてたけど、コイツが守る訳無いっしょ
そして王子は家に帰って、頑爺に副官に任命された事を話すと
頑爺は 「大帥の命では断るのは難しいな」 と、どうやって断ろうか考えてる様子...
王子も 「玉英と離れ離れになりたくない」 と言ったので、頑爺は王子の為に一肌脱ぐことに...
そして、大帥の元に行った頑爺は 「私は先祖から受け継いだ厳家太極拳を護らなくてはならない...
しかし私は身体の具合が悪く振国は一人息子、どうか愚息が民団の教官を辞める事を許して欲しい」
と言うと、大帥は渋々承知して頑爺にネチネチと嫌味を...
そして家に帰った頑爺が嫌味を言われた事に怒っていると、真剣な顔をした王子が来て
「この機会にちゃんと話したい...このままずっと玉英との結婚に反対したら何をするか分からない」 と言うと
頑爺はいつになく強気な王子の態度を見て 「分かった...玉英は真面目な娘だ...結婚を許そう」 と...
それを聞いた王子は喜んだけど、頑爺は 「ただし!玉英の女拳館は閉める事!
結婚したら玉英にも誠心誠意厳家拳館の為に尽くして欲しい」 と条件を...
でも玉英と結婚できる事で舞い上がってる王子は 「大丈夫!結婚して子供が出来たら
どうせ子供の世話で拳館どころじゃなくなるし、きっと説得してみせるよ!」 って...
甘いな王子... 玉英がかなりの頑固者だって事忘れちゃいませんか~?