街並みが黄色に染まる晩秋。
土曜日、バロック音楽を聴きに行ってきました。
N-ovalというキャパ80名程の音楽サロンでのコンサート。
室内楽って本来はこういうカジュアルなスタイルで、奏者との距離も近く
アットホームな雰囲気で聴かれる音楽だったんだろうなぁ。
アーチリュート、バロック・ヴァイオリン、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラによる三重奏。
ヴィオロンチェロ・ダ・スパラはヴァイオリンと同じように構える小型の
チェロのような楽器で、初めて見ました!
リュートの音色はもともと好きで、時々CDを聴いたりしていたけれど
同じ音の弦が2本ずつある(復弦)というのは知らなかった~。
あと、フレッドを自分でガット弦で取り付けるというのも驚きでした。
初めて知るいろいろな「へぇ~」があって面白い!
知らない曲ばかりだったけれど、バロック音楽やっぱりいいなぁ。
すっかり耳が古楽モードになって
家でヴァイスのリュート曲集をかけ、久しぶりに須賀敦子さんを読みました。
須賀さんの端正な文章と古楽の調べは相性抜群!
それにしても、ずいぶん前に古本市で手に入れたこの全集の第1巻
定価4400円→330円で購入できたのは、めっちゃラッキーだったけれど…
須賀さんファンとしては、嬉しいような、悲しいような。
とりあえず、積ん読は3冊まで減りました!
読みかけは6冊あるけれど~(笑)