つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

得るものが多い

2019-08-26 08:58:47 | 日記
人生から「頑張る主義」の色を薄めて、やたらと効率を求めない。
綿密な計画を立てない。過去にこだわらない姿勢が大切だ。
元東レの佐々木さんの、シニアに対するアドバイスですが、現役サラリーマンにも通ずるものが多いようです。

◆過去に心を注がず、いまを大切に集中して生きること
 折に触れ、人生の棚卸をすることも重要なことです。
 棚卸とは、過去を振り返って見ることでもありますが、その時に失ったものを数えあげることに熱心な人が居ます。
 あの時、ああすれば良かった。
 こうしなかったので、失敗した。
 そうしないで、ああすればもっとうまくいったはずだったのに。
 などと、よせばいいのに、かっての失敗やミスばかりに焦点を当てて、こだわり悩む。
 逆に、過去の成功体験をよみがえらせて、陶酔するような人も居ます。

 どっちにしても、もう帰らぬ昔に囚われている。
 歳と共に昔のことが自然に懐かしくなるものですが、いくら懐かしくとも過去は取り戻せるものではありません。
 取り戻せないものにばかり目が行くのは、決して健全なふるまいとはいえません。
 過去は、食べ終えてしまった食事のようなものです。
 いくらその美味を反芻したところで、テーブルの上に再現はできないのです。
 過去は、二度と戻ってこないし、今から遡って変えられるものでもありません。

 そんな過去よりも、現在に目を向けて、いまあるものを大切にすることの方が何倍も大事です。
 今を大切にすることがまた、これから先の未来を充実させることに繋がっていくのです。
 過去を振り返っていても、決して幸福にはなれません。
 同様に、ひとと比べても幸福にはなれないものです。
 失うよりも、得るものが多い生き方をすることです。
 だそうです。
 まあ、人の話は聞いてみるものです。
 何かしら、自分にとって感じ、役立つものですよね。
 
 
 
 
 

自分で箸を持て

2019-08-25 18:47:49 | 日記
今日は渋沢栄一だ。
たしか、次のお札の顔になるらしい。
彼の「論語と算盤」に、こんなくだりが。

◆ある地点から先は、人の力には頼れない
 かくお膳立てして待っているのだが
 これを食べるか否かは箸を取る人のいかんにあるので
 御馳走の献立をした上に、それを養ってやるほど
 先輩や世の中というものは暇ではない。

 わかりやすく言えば、誰かが料理を作ってくれたとしても、それを実際に食べるかどうかは自分次第。
 御馳走を用意して、さらにそれをを食べさせてくれるほど先輩も世の中も暇ではない。
 世間や世の中は、それほどお人よしではないということだ。

 まあこれは、仕事でも趣味でも生活でも同様なのでしょうね。
 先輩や周囲が、ある程度までは準備をしてくれるかもしれません。
 でも、そこから先は、自分でやらねばなりませんよね。
 箸は、自分の手で取らなければ、おいしい御馳走も食べることはできないのです。

 そして、ここにはもう一つの意味も含んでいるようです。
 自分に自信があり、自分はもっと大きなことをやり遂げる人間だと思ってはいても、その大きなことに至るまでには、
 大勢の人々の協力や、努力や準備の積み重ねがあるのだということです。
 我々凡人は、そういったことを肝に銘じたうえで、堂々と据え膳に臨むこととしましょうか。

場外戦で負けるなビール

2019-08-24 09:08:21 | 日記
いよいよラグビーワールドカップが来月日本で始まる。
オリンピックほどではないにしろ、50万人が日本を訪れるという。
日本ラグビーのランキングは、9位らしいので、ひところと比べるとずいぶんと上がったものだ。
そのワールドカップの場外戦として、ビールが注目を浴びているらしい。
日経MJから。

◆ラグビーワールドカップの場外戦でビール負けるな
 なぜこの記事? と思ったらこうだ、ラグビーファンのビール消費量は、サッカーファンの6倍以上なのだという。
 とかくラグビーファンたるものは、まず試合会場に向かう途中に飲む!
 試合会場に入場したらさらに飲む!
 試合中にももちろん飲む!(試合を見逃してでも売場に並ぶらしい、なので日本方式で売り子の投入計画あり)。
 別動隊が、スポーツバーやパブリックビューイングでも飲む!
 試合後ももちろん飲み続けて感想戦を語る。
 ということらしいです。すごいものです。
 試合会場周辺の飲食店では、出場各国の原産ビールを調達したり、特大ジョッキを用意したり大変なようです。

 ラグビー強豪国はビールの消費大国でもある。
 9位の日本より上位の8か国で、ビール年間一人当たり消費量が日本より少ないのはワイン大国フランスだけだ。
 1位ウェールズ・5位イングランド・8位スコットランド67リットル(英国合計)。
 2位ニュージーランド65リットル。
 3位アイルランドに至っては95リットルだ。
 4位南アフリカ59リットル。
 6位オーストラリア71リットル。
 7位フランス33リットル(たぶん普段はワインを飲んでるのでしょうね)。
 9位日本たったの40リットル。
 ちなみに米国は74リットル、ロシアは56リットルだそうだ。
 
 ということは、おいらたちが一生懸命ビールを飲めば、日本ラグビーが強くなるということか。そんなわけないか。
 まあいい、この際だから、ハイネケンやスタインラガーやチェスターズを飲み倒してやるわい!!
 

 

まず風格

2019-08-23 18:07:29 | 日記
田口佳史さんという方が、論語をわかりやすく解説してくれている。
「騎は其の力を称せず、その徳を称するなり」
いうところは、名馬は速く走ったり、重い荷物を運んだりできる能力が高いから名馬なのではない。
風格があるから、名馬と称えられる。それは、人間も同様なのだそうだ。

◆まずは風格、能力は二の次
 孔子は、名馬になぞらえて、人間のことを説いている。
 たしかに、いくら業績をあげても、能力が高くてもそれだけでは周囲の尊敬を集めることはできない。
 人格が備わっていなければ、能力と人格は比例しないもんだね、などと陰口を叩かれるだけである。
 上司がいかに優秀でも、ただビジネスがうまいだけで、品性が卑しく人間的にどうかと思うようなところがあると、
 その指示や話に率直に耳を傾ける気にはなれないだろう。
 顔を合わせただけで、その人格に頭が下がるような風格があってこそ、上司として尊敬できるのだ。
 
 尊敬される人物の共通点は、能力レベルを突き破って、風格の領域に達していることにある。

 ふむふむですよね。
 能力だけでなく、風格が大事なことはわかるのですが、それが能力は二の次と言われちゃうと・・・
 手っ取り早く、風格だけ身に着けちゃえばいいってことなのかな?
 まあ、風格だけ単独で身につくものではないとは思いますが・・・
 今日のお題は、よくわかりませんでした。
 

やる前の不安

2019-08-22 19:06:16 | 日記
誰しも新しいことに取り組む時は、何かしらの不安があるものです。
それは、文章を書くことを生業とする方々も同様のようです。
阿川佐和子さん、檀ふみさんがこんな会話を。
彼女たちにはわかる会話ですが、おいらも少しだけ・・・

◆毎週連載の原稿を書くことは、本当にツライ
 阿川弘之の娘でベストセラー作家でもある阿川佐和子女史、書くことは得意中の得意だが、出版社から週刊の連載エッセーの
 依頼を受けて悩んだという。
 子供のころの締め切り前にイライラする父の姿が忘れられません。
 果たして、自分が連載でエッセーを書き続けることができるのか。
 連載に穴を空けてしまうのではないか。
 書くことがなくなってしまうのではないか。などという悩みです。

 連載エッセーを実践している檀ふみさんに疑問をぶつけてみた。
 たしかに、毎週連載の原稿を書くことは、それはそれはツライ。本当にツライ。
 でも、週刊の連載をもっていると、週に1回必ず幸せになれるの。
 原稿を書き終えた日に、これほど幸せな気持ちはない、というほどの思いになるの。
 そんな幸せが週に1回、必ずやって来るのは、とても楽しみなことよ。

 そして、阿川さんは実際に週刊の連載エッセーを経験してみて、不安はあったけれどやってみたら素晴らしいことが待っていた。
 と、実感したという。
 ことほど左様に、やる前の不安は実際にやってしまえば取るに足りないほどのもののようです。
 やる前(飛ぶ前)に悩んでいる方がいらしたら、どう?おいらと一緒に飛んでみますかね?