つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

それが売れる?

2019-08-21 19:31:14 | 日記
世の中の人々の求めることは千差万別のようです。
それは、人によって価値観が違うということです。
今日の産業新聞で、それをまざまざと知りました。
そんなモノが売れるの?というお話です。

◆大手電力10社が、提携して電柱情報を販売する
 日本全国至る所に電柱が林立してますよね。
 これは、非文明国の証とも言われています。
 つまり、文明国では街の景観を損なう電柱は地中化されているということだそうです。
 しかし、価値観の多様化というのは有難いもので、そんな情報をお金を出してでも欲しいという人たちが居るようです。

 大手電力10社は、保有する電柱の位置情報の外販で提携すると発表した。
 これまでは、自社管内の電柱のみの位置情報を販売してきたが、今後は全国の電柱情報を一括で販売できるようになる。
 各社は既に、自社の持つ電柱位置情報データを個別に販売していた。
 日本の電柱は、30~50m間隔で設置されており、それぞれに識別番号が割り当てられているのだという。
 警察・消防・通信会社等はこれを購入し、業務の効率化につなげていたという。

 これらの利点は、現地に赴くことなく正確な現場情報が得られるということだ。
 今後は、それが全国レベルで可能になるということだ。
 各社は、電柱の位置情報サービスを新たな収益の柱に育てることを目指すという。

 ふう~ん という感じですよね。
 普通の人にとって取るに足らないものであっても、一部の人にとってはとても役に立つという好例ですよね。
 ま、うまく役立てていただきたいものです。
 
 
 

選択肢と生活の質

2019-08-20 17:02:35 | 日記
メンタリストとかいう職業?肩書?があるらしい。
何気にテレビを見ていたら、ゲーム的に心理クイズみたいなのをやっていた。
Daigoとか名乗っていた。
そんな彼が、興味深いことを教えてくれた。

◆選択肢を減らすほど人生の質を高められる
 人間が最もエネルギーを消費するのは、彼によるとモノを捨てようとする時だそうだ。
 なんの変哲のないようなお茶の缶でも、いざ捨てようと思うと、待てよこれはペン立てに使えるかも・・・
 などと考え始めるから。
 そうやって人は、捨てない理由を探すために、異常なほどの想像力を発揮するものらしい。
 人はなぜ捨てる行為を嫌がるのか、それは捨てることによって選択肢が狭まるからです。
 捨てなければ、また後日、捨てるかどうかを検討できる。
 だから、人は決定を先延ばしにするクセがある。
 たとえそれが、生活の質を下げることとなっても。

 選択肢に関する面白い実験がある。
 24種類のジャムの試食コーナーと、6種類のみのジャムの試食コーナーでは、6種類の方が売上が上がったという。
 たくさん試食した方が、購買意欲が増すものではないということだ。
 この実験が示しているのは、人間は選択肢が増えると、迷うことで消耗し行動力がなくなるということだ。
 これを人生に当てはめると、モノを捨てずに選択肢を広げたままでは、行動力が低下する一方だということ。
 モノにしろ、世間のしがらみにしろ、捨てることは行動力を高めることなのです。

 コツもある。
 それは、できるだけ大きなモノから捨てるということだ。
 こまごまとしたモノを捨てても、人生も部屋も変わりません。
 捨てるときは、大きいモノから、というルールを作ると俄然、捨てる作業が面白くかつはかどります。
 気持ちがスッキリして、片付けるモチベーションが高まるのです。

 なるほど、いいことを聞きました。
 モノを捨てることも大事。やっかいな世間のしがらみを断ち切るのも大事。
 さほど重要でないことは、さっさと断捨離を決断し、前へ前へ進むということなんでしょうね。
 それが、人生や生活の質を高めることにつながるとは、気づきませんでした。
 

 
 

日本の簡素美から

2019-08-19 08:41:14 | 日記
幅22m、奥行き10mほどの敷地に白砂を一面に敷き詰め、15の石を置いただけの庭。
石にむしたコケの緑だけが色彩らしい色彩で、あとは白砂につけられた箒目だけがわずかな動きを感じさせる。
いわずとしれた、京都の龍安寺の石庭です。
日本の簡素美を象徴する庭だと言われます。
この庭を眺める縁台に腰を落として思いを巡らせると、美しさを感じとるのには、花も木々の茂みも必要のないことがわかる。
仏教の教えの真髄ともいうべき、「足るを知る」に通ずるのかも知れません。
そこから、感じ取るべきこととは。

◆どんなに財があっても、欲が多ければ貧しい
 お釈迦様はこう言われました。
 「足ることを知る者は、貧しくとも実は豊かであり、どんなに財があっても、欲が多ければその人は貧しい。」
 実は、私たちの生活は、今あるもので十分足りているはずなんです。
 いまあるもので、我慢するのではなく、いまあるもので充足するのです。
 そこに考えが至るかどうかで、幸福感が左右されるようです。

 ちょっと前に、老後に年金だけでは2000万円が不足するといわれ、ずいぶんと騒ぎになりました。
 それも、実は老後を豊かなものにできるかどうかは、年金の額や資産の多少よりも、気持ちの持ちようで決まるそうです。
 あれも欲しい、これも欲しい、という思いに囚われている限り、永遠に充足は訪れないんだそうです。
 とても良くわかります。
 でも、これはバランスなんでしょうね。
 あれも欲しい、これも欲しいで資本主義が発達した面もありますよね。
 小売業の「敵」になるような考え方でもあります。ほどほどにすることにしましょう。

頑張りすぎない

2019-08-18 18:39:14 | 日記
やっと世間の夏季休暇というか、お盆休暇というかが終わった。
丁度年金支給日にもあたり、ずいぶんと賑わった週間だった。
それでも、店長によるとこの期間の同曜日昨対は、99.1%と微減だったらしい。
なかなか厳しいものです。
これだけやっても、まだ頑張りが足りないのか、とも思いましたが、こんな視点も。

◆頑張りすぎないことも大事なこと 
 幼年期に読んだイソップ物語に、木こりと旅人という話があったのを思い出しました。
 そこには、黙々と大木に向かって斧を振るう木こりがいます。
 朝からこの大木と対峙しているのですが、夕方になっても切り倒す目的は達せそうにない様子です。
 不思議に思った旅人が斧を見ると、刃が欠けてボロボロになっていました。
 
 旅人が、休憩を取って斧の刃を研いだ方がいいんじゃないですか、と言うと、
 木こりは何を言うんだこっちは木を切るのに忙しくて刃なんか研いでる暇はないんだよ、と答えるのです。
 本当にそうなんでしょうか。

 日々仕事などに忙殺されていると、視野が狭くなり本当に優先すべきことが見えなくなります。
 そして、自分の悪い面やネガティブな記憶にばかり思考をフォーカスし、ストレスを貯めているのかもしれません。
 もしかしたら、疲れすぎているのかも知れません。そうならば、頑張りすぎないことも大事なようです。

 なるほど納得です。
 そして、自分にも言い訳です。
 物事に行き詰った時には、立ち止まって休んで、もう一度考えを巡らせるということなんでしょうね。
 それは、自分に対する言い訳ではありますが、合理的に第三者の意見を受け入れるということでもあるのです。
 ちょっと気楽な気分になりました。
 さ、明日からもまた新しい気持ちで頑張ることにしましょうかね。
 

「結果自然成」

2019-08-17 09:03:56 | 日記
おっこれは、いい言葉を覚えたぞ。
結果自然成というのは禅語です。
結果というものは自然に出てくるものであって、人間の作為や思惑、計らいを離れている。という意味らしい。
そう聞くと、なんだ努力してもしょうがないじゃないか、と思います。
自然体で、運命の赴くままに身をゆだねてりゃ楽じゃん。
ここで、喝です。
それは、少々読みが甘いそうです。
正しい理解は次。

◆結果自然成ではあるが、経過で結果は変わる
 あいつは運がいいな、いつもチャンスに恵まれてる。
 大きな仕事がどんどん舞いこんだり、とんとん拍子に地位を上げたりしている人を見て、そんなふうに感じます。
 運のいい人と悪い人、チャンスに恵まれている人といない人、その差はどこにあるのでしょう。
 それは、日々コツコツと準備を重ねているかどうかにかかっているんだそうです。
 チャンスは、誰にでも平等にやってくる。
 準備ができている人は、いい話が来たときにすぐに行動に移し、事を成し遂げることができるのだ。
 そして、結果を出せば、次から次へとより高いレベル、よりスケールの大きな仕事が舞い込んでくる。
 チャンスが雪だるま式に増えてくるものらしい。
 これが、結果自然成の正体だという。

 準備ができていない人は、せっかくチャンスが来ても、勉強が足りない、経験不足でチャンスに躊躇してしまう。
 あるいは、そのチャンス自体に気づくことさえありません。
 なので、僕はチャンスに恵まれない、運に見放されたといった状況になるものらしい。

 まあ考えてみれば、草木だって、頑張って根を広げていればこそ雨が降った時にしっかりと水分や養分を吸い上げます。
 そのように、結果というものはなんらかの準備があってこそ、自然に出てくるものなのです。
 ですので、日々の準備をおろそかにしていると、結果自然成を遠ざけてしまうものらしいです。ああ残念。
 斎藤先生に教えていただきました。
 いかん、仕事だ、急がなくては・・・