つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

決着がつく

2019-08-16 18:26:48 | 日記
ドラッグストア業界の、ココカラファイン統合&提携交渉の第一ラウンドの決着がついたようです。
ドラッグストア(Dgs)業界全体で、食品スーパー(SM)やコンビニ(CVS)業界を凌ぐ勢いの昨今です。
売上7位のココカラを5位のマツキヨ、6位のスギ薬局どちらが統合しても売上高は業界首位になるという。
東海圏のおいらは、心情的には地元のスギ薬局を応援してましたがそれもかないませんでした。
さて、これから業界はどうなっていくのでしょうか、また得意の無責任で勝手な想像をしてみました。

◆ココカラファインの統合相手の決着がついた
 たぶん、独占交渉権~秘密保持契約~互いの資産査定~統合条件比率決定~双方の取締役会~双方の株主総会、こんな流れ。
 破談の確率はゼロではないが、おそらくこのまま統合するのでしょう。そして1兆円クラスの業界首位になる。
 その後誘発されるのは、今回登場しなかった面々でしょう。先を越されたあせりがあるはずです。
 
 おさらいすると、ツルハ、ウェルシア、コスモス、サンドラ、スギ薬局、クリエイト、カワチ、くすりのアオキですね。
 コスモスは、圧倒的に競争力があり、自己成長を目指しているようです。
 ツルハ、ウェルシアはM&Aに積極的です。次のターゲットは弱っているカワチかもしれません。実はココカラも弱っていました。
 あとは、ランキング外のキリン堂、ゲンキー、サツドラが狙われそうです。
 サンドラ、スギ、クリエイト、モリーは微妙かな。
 調剤に強いスギはストロングポイントではあるが、国の政策で利幅が上下するので、政治力がないのが弱点かな。
 くすりのアオキは、現時点で10位程度ですが経営がしっかりしていて競争力が強く、生き残りそうです。

 これはSMでも同様なんですが、年商1000億円までは社長さん一人のリーダーシップで運営可能で、
 3000億円企業になると、組織運営ができていないと継続的な成長が望めないとも言います。
 前述の微妙な企業群も、もしかしたらこういったところが弱点なのかもしれませんよね。

 米国小売業界の歴史に学べば、Dgsは5年程度で5Gに統合され、さらに10年後には2~3Gのみになるのでしょうか?
 他人事なんですが、無責任にちょっとワクワクします。
 
 

潮目が変わる

2019-08-15 06:23:02 | 日記
小売り業態の覇権は、何年かごとに入れ替わっているようだ。
大昔には、百貨店が小売りの王者と呼ばれていたらしい。
そして、そのなごりで百貨店マンは小売業界で一番高給取りだという。
その後、価格破壊で一世を風靡した大型スーパー(GMS)の全盛時代が来た。
さらに時代を下って、食品スーパー(SM)、専門店(SS)、コンビニ(CVS)の時代となった。
そして、直近ではドラッグストア(Dgs)が勢いを増している。
7月のCVSの売上実績が公表された。そこで明らかになったこととは。

◆小売業の覇権が変わる潮目の変化なのか
 ご存知の方も多いと思われるが、SMの月次売上推移をみると既存店昨対は一進一退で、新店売り上げを含めてやっと微増
 といったところだ。しかも、月によっては新店売り上げを含めても前年割れということもある。
 
 そんな時代認識の中でCVSの7月実績だ。
 セブンイレブン:既存店▲3.4% 全店▲1.2%
 ファミマ   :既存店▲1.7% 全店▲1.9%
 ローソン   :既存店▲2.3% 全店+1.1%

 最も重要な指標は、既存店昨対だ。
 これが前年割れを続けると収益性がどんどん低下し、ついには赤字転落してしまう(本部よりもFCオーナーが早く)。
 次いで新店を含めた全店売上だ。
 これが前年割れをするということは、業態自体の衰退が始まっているということだ。

 前述したように、SMはすでにこの赤信号をが点滅している。
 そして、とうとうCVSも赤信号が見え隠れし始めたということだ(黄信号ではない)。
 小売業の業態の覇権が変わる潮目の変化がやってきたのでしょうか。
 この状態で、消費税のアップです。
 業態を問わず、脱落する企業が出ても、意外性は感じませんよね。
 さあ、今日は年金支給日です、客数も納品量も多そうだ、頑張っていきましょうかね。
 
 

止まることは正しい

2019-08-14 08:53:13 | 日記
戸田智弘さんという方が世界の寓話を紹介してくれた。
一頭のカバが川を渡っているときに自分の片方の目をなくした。
本当にそんなことが起きるかどうかはさておいて、カバは必死になって目を探した。
前を見たり、後ろを見たり、右側を見たり左側を見たりしたが、目はみつからない。
川岸に居る鳥や動物たちが、少し休んだ方がいいと助言した。
しかし、カバは永遠に目を失ってしまうのを恐れ、休むことなく一心不乱に目を探し続けた。
それでもやはり目は見つからず、とうとうカバは疲れ果てて、その場に座り込んでしまった。

カバが動き回るのをやめると、川は静寂をとり戻した。
すると、カバがかき回していた水は、泥が沈み、そこまで透き通って見えるようになった。
こうして、カバはなくしてしまった自分の目を見つけることができた。

◆心の中の舞い上がった泥を沈めてみよう
 コップの中の泥水をしばらく放置しておくと、やがて泥は沈み、水と泥とに分かれる。
 この現象はしばしば座禅にたとえられる。
 茶色の泥水の状態は、忙しさの中でもがいている日常である。
 心を静かに保つことで、心の中の舞い上がった泥を沈めてみよう。

 座禅を組むところまでいかなくともよい。
 我々は、毎日の生活の中で心を静かにする時間をいくらでも見つけることができるはずだ。
 駅のホームで電車を待つ時間、食事が運ばれてくる待ち時間、エレベーターを待つ時間・・・
 こういった時間を大切にして、心を休めるべきなようです。
 こんな大事な時間にスマホをいじっていてはいけないのです。

トランプの真意

2019-08-13 09:12:03 | 日記
いわずとしれた米国大統領のトランプ氏です。
この方の言動には、驚かされたりあきれたり時には怒りすらも惹起します。
一見捉えどころのないような言動なんですが、そこには確固たる目的がひとつあるんだそうです。
プレジデント誌で、大前研一氏が語っていました。
なるほどと思わせる言でした。

◆トランプ大統領の目的はそれだったのか
 まずアメリカという国の一番の重要産業は軍需産業なんだそうです。
 それもあって、米国政界特に共和党は軍需産業の意向に沿った政局運営をせざるを得ないんだそうです。
 なんせ、建国243年の歴史の内、220年も戦争若しくは戦争に関わってきた国です。
 およそ戦争で成り立ってきた国家といってもいい。
 時の大統領が、自由や民主主義、あるいは正義や人権を守るために戦うと戦争の正当性を訴えては来たが。
 それはほとんど建前で、戦争の理由は軍需産業のためである。
 しかし、戦争をすればどうしても米国人の血が流れてしまう。

 そこで、トランプ氏ははたと気づいたという。
 何も自分が戦争をしなくとも他国に戦争をさせればいい。
 戦争を防ぐためといい、防衛支出を2%に引き上げよ、目標を4%にせよ(NATO)とせまればいい。
 北朝鮮を挑発すれば、日本はイージス・アショアとF35戦闘機100機、韓国にはTHAAD。
 中東を引っ掻き回せば、サウジアラビア・エジプト・UAEなどが大量に武器を買ってくれる。

 国が戦争をして兵器で儲けるというのが軍需産業の基本的な考え方だったが、いまはトランプ氏の口先一つで兵器が売れる。
 軍需産業は、兵器さえ売れればそれでいい。
 これらは、トランプ氏の異色のキャラクターが編み出した画期的な手法なのだという。
 なるほど、そういうことだったのかと納得です。
 
 

ありそうでなかった

2019-08-12 07:40:37 | 日記
ありそうでなかったサービスですが、ただ単においらが知らなかっただけかもしれません。
現代日本のビジネスやサービスは、複数社の相見積もりをとることによって有利な条件が得られます。
引っ越し見積もりサイトや、中古車買い取り比較サイトなどは便利に活用されていると思います。
そんな中で、ややダークなイメージのある建物解体工事でこんなサービスが。
産業新聞から。

◆ありそうでなかった便利なサービス
 建物解体工事というものは、ものを作る創造的な仕事ではなく、破壊をするというストレスのある仕事です。
 それはそれで、社会的には必要なことだと思うのですが、その業務は一般的に一段下のレベルの仕事とみなされています。
 したがって、現場で実際に従事するのは末端の3次、4次下請け業者というのが通り相場となっています。
 それもあって、発注側としては逆に発注者責任を考慮し、大手業者への発注を選ぶのが通常です。
 つまり何か事が起こった時に、受注元受けに請負契約責任で全面処理してもらうためです。
 その代償として、3段階や4段階で口銭を抜かれ、高い発注金額になっていたわけです。

 そんな業界構造に風穴です。
 この企業が手掛けるウェブ上で、施主は事前に選抜された優良企業の解体見積もりを無料で取得できるそうです。
 手数料は8%と明示され、受注者の負担だ。
 すでに年間の見積もり依頼は、13000件というから信頼度も高いと想定できる。
 個人所有の空き家が全国に20万軒あるというから、その潜在需要は大きいとみられますよね。
 現在の市場規模は2兆円だが、将来的には4兆円程度まで増加するとの予想らしい。

 個人レベルでは決して頻出する出来事ではありませんが、ひとたび発生すれば人生の一大事ですのでよく検討したいものです。