工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

無眼耳「鼻」舌身意

2021年01月08日 | 日記・エッセイ・コラム
カンジーザイボーサツ・ギョージン・マカァ・ハンニャー・・・
本日のタイトルはお馴染み「般若心経」に出てくる一節です。

お地蔵さんやミニ鳥居などを作っているので
宗教や神仏や寺社仏閣には興味があるくせに罰当たりな事ばかり。

カセットテープレコーダーの時代に何度も聞いて覚えた般若心経
今でもほとんど内容が理解不能なせいか「空」や「無」の心境とは無縁の生活。

実は「欲」と「煩悩」を払いのけるべく日々線香を焚き心を清めるソウコオヤジは
前から欲しかった「カップスープ用スープカップ」をニ〇リへ買いに行ったのです。

その時タマタマタ見つけたアロマキャンドル、そして衝動買い。
早速今までの「シャボン香のお線香」から「森の香りアロマキャンドル」の試し焚き。

そのアロマキャンドルを見ながら、タイトルの般若心経の一節を思い出したのです。
眼で絵画、耳で音楽、舌で食べ物、そして鼻で香り。

人間の持っているあらゆる快楽を感じる器官のひとつが「鼻」だった。
そうだ、その感覚器官の鼻を楽しませるのがアロマキャンドルだ。

このコロナ過で美術館もコンサートも吉野家だって自粛中 
そんな日々をせめて般若心経とこのアロマキャンドルで心穏やか過ごせたら。

以上、前置きが長くなりましたがコレがそのアロマキャンドル。



ところが、アロマキャンドル初体験のソウコオヤジ
キャンドルのロウソクがこんな感じで内側から燃えていくなんて知らなかった。

慌てて昔アルミ棒を叩いて作った自作の「器具」でロウソクの周りをホジホジ。
因みに、この耳かきのような手作り器具について説明しておきます。



説明➔日本画用の岩絵の具に混ぜる膠を煮て作った膠液をほんの少し掬って
   絵の具皿で絵の具と混ぜるときに垂らすためのスプーン。

実は、このホジホジが意外と面白いのでアロマの香りはどこへやら。
心穏やかなんてどこかへ吹っ飛んでしまった。

やはりアロマキャンドルで火遊びはもうやめてお線香に戻ります。

ギャーテー・ギャーテー・ハラソー・ギャーテー・・・・合掌