工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

パクリ富士山・千秋楽

2018年06月09日 | 作品作り
さて、膠液の追加が出来たところで
肝心の富士山の色はどうしたらいいものかと・・・。

本物は「群青富士」なので「群青」を使えばいいのでしょうが
チラシを見た限りはそれよりも深い感じの色なので「皮鉄」を使用。



アレレっ、もう完成してしまった。
う~ん、何かが物足りない。

そうだ、雲だ。
本物の雲はうねってる感じに見えるし。

そんじゃ、「銀鼠」に「淡黄黄土」をちょこっと混ぜて
雲にうねりをつけてみよう。

仕上げに富士山にも高さを表現しようと・・・アッ
手が滑って「皮鉄」色の筆を雲の上に落してしまった。

それにしても上手く「筆先」の形に落したもんだ。
なぁんて、変なところで関心している場合じゃない。



ど、どうしよう、オロオロ。
拭いたら下の雲までとれてしまうし。

塗り重ねようにも単純な胡粉の白色じゃないし。
ええぃ、こうなったら開き直ってそのままにしておこう。

こういうのを反「画竜点睛」っていうのかもしれない。
強いて名付けるならば「雲海余分点青」でどうでしょうか。

           ☁

・・・という訳で



           ⛅

最後に災いが転じてオリジナリティがでました。
今回も満足・満足・「事故」満足ってなことで、また来週。











パクり富士山、中日

2018年06月08日 | 作品作り
さて、横山大観先生のホンモノの「群青富士」は
六曲一双の屏風でして、展覧会に行ってみたいけれど。

チラシを見て描いた雲も本物はどんな感じなんですかね。
そんなことを思いながら胡粉で雲を描いていたら・・・。

おっと膠液が少なくなってきた。
そこで以前作っておいた「膠液製作空き缶マシーン」の登場。



今回はアルミ棒で「超ミニミニ膠液掬い取りスプーン」を製作。
これで空き缶の底の膠液を掬い取ることが出来るようになりまた。



※―明日の千秋楽に続く


パクり富士山、初日

2018年06月07日 | 作品作り
ピザに木枠花壇にバカボンのパパに・・・。
あぁ、遊ぶのに忙しい。

合間を縫って賃貸借契約に防火点検立ち会い。
名義変更手続き等で市役所に出張所にコンビニに。

無駄に忙しがるオヤジはカッコ悪いけれど
まあ、ジブンの置かれた立場には逆らわず自然体で生きていきたい。

さて、ここからが本番。

テレビでも取り上げていた「横山大観展」のチラシ。
これを某美術館でゲットしまして。



ガーン。
単純だけど、ちょっとユーモラスでカワイイ富士山。

こりゃあ早速パクらせていただこう。
そうそう「学ぶ」は「真似ぶ」だ。

中島千波先生の次は横山大観先生で決まり。
たまたま金箔を貼ったボードもあることだし。



いざ、膠を溶いて
いつもの胡粉をゴリゴリ。

※―続く









秘密実験ピザ・焼成後

2018年06月05日 | 料理と器
さて、昨日の続きでありますが
実は秘密実験ピザはオーブントースターで焼きまして。



クックパッドのレシピのとおり約10分焼成。
これが陶芸用ガス窯で焼いたなら一度に数百個焼けるかも・・・。

そんなことを考えていたら・・・チン、はい出来上がり。
よっしゃー! いざ、実食。



フムフム、食べられることは食べられる。
美味いかと言われれば、かなり物足りない。

ズバリ、45点。

(それから数日後)

密かに(当然)秘密実験2回目。
今度は家からソーセージ、猫額畑からピーマンを追加。

前回の反省からアルミホイルをクッキングシートに変更。
そして、出来上がった第二弾がコレ。



う~ん、格段にそれらしくなってきた。
これでタバスコで辛くして味を胡麻化せばいいのだ。

そうすれば、72点。

さて、最後に何故こんな秘密裏にピザを焼いているかというと
実は、自宅に先祖代々伝わっている「石臼」でピザが焼けないかと思案しまして。



厄介者の「石臼」が「ピザ窯」になればというのが
秘密実験の主な動機であります。

これで美味しいピザを焼くソウコオヤジに
一族郎党から称賛と羨望の嵐が巻き起こる・・・はず。

勿論、見事に美味しいピザがこの石臼で出来たら
数か月後にこのブログで堂々とアップしますよ。
 
         さて

木枯らしが吹き荒れる頃になってもアップしなかったら
それは当然・・・・ということ・・・です。









秘密実験ピザ・焼成前

2018年06月04日 | 食・レシピ
強力粉に薄力粉半々、ドライイスートに塩・オリーブオイル。
混ぜてこねてこれから暫くベンチタイム。



久しぶりの食べ物ネタはズバリ「手作りピザ」ですが。
まずは秘密裏に小さい実験用ピザで本番に備えます。

ソウコオヤジの朝食は時々ピザ・トーストなので
ピザソースとチーズは冷蔵庫に常備。



ホントはバジルやイタリアンハーブソルトがあれば・・・。
おっと、イカンイカン、本番になったらということでガマンだ。

あれだけ蕎麦打ちで身の程を知ったはずなのに
ソウコオヤジよ、あの敗北感をわすれたかっ。

ヘイッ、すっかり忘れました。
忘れなければ性懲りもなくこんな事やってられるかってんでぃ。

・・・ってな訳で実験ピザ第一号準備完了。



これをふっくらモッチリ焼き上げるため
いざオーブンへ・・・。

明日へ続く