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日光山 勝道上人が歩んだ修験者の道・<プロローグ>

2020-04-27 08:01:21 | yoyoの日々
*日光 修験者(未満)の道・<プロローグ>は、「日光山 勝道上人が歩んだ修験者の道」に改題しました。

<興味ある方だけお読みください>


わたし、昔は研究者やってました。
大学院に入って、生薬学という研究室にいました。
そこの教授は、生薬というのはレ点を入れて、薬を生むと思いなさいと教えてくれました。

そう!
天然物を材料に医薬品になる化学物質を探すことです。
具体的には、植物に含まれる抗がん剤を研究することです。

が、わたしは勝手に研究テーマを変えちゃって、植物の成長物質を追ってました。
普通の教授だったら、そんなこと絶対に許してくれるはずないんだけど。
なんか、とても自由な研究室でした。

で、研究者には「ものとり屋」「合成屋」「ぶっかけ屋」「物書き屋」がいると教わりました。
「ものとり屋」は、植物からこの世にはない未知物質を探し出すこと
「合成屋」は、面白い化学構造の未知物質が報告されると、それをターゲットに全合成すること
「ぶっかけ屋」は、合成された新規物質の薬理作用を調べること(ぶっかけとは投与すること)
以上で、これまでに報告のない発見があると、論文が書けます。
研究者ってのは、その論文の質と数で評価されます。
最後に、「物書き屋」ってのは、他の研究者が書いた論文をまとめて「論文」を書くのです。

歴史書は、「物書き屋」の仕事です。
誰も歴史を見れません。
見たようなふりをしているだけです。

タイムマシンがあれば、正確な歴史が分かるのでしょうが、現代史だってすでに捻じ曲げられています。
ケネディが誰に殺されたのか。
北朝鮮の歴史がわかる人がいるのか。
ニクソンやエリツィンが何をしてるのか。
日航機はなぜ墜落したのか。

歴史書は、事実とは限らず、書いた人の色眼鏡で過去をまとめたにすぎません。
だから、わたしは歴史書を読みませんでした。

が、日光に来てから考え方が変わりました。
歴史は面白い。

わかい時のわたしは合成屋で年収1億円、物書き屋で年収1億円やってきました。
で、高齢者となった今、再び「ものとり屋」の感覚が戻ってきました。
自分の目で、歴史を探し出していく。

このブログのカテゴリー「yoyoの日々」って、そんな流れに向かっていたように思います。

昨日のこと、林道の脇でこんなものを見つけました。

その道を辿りました。

そうしたら、これがありました。


ひっくり返してみました。


そこにはこんなの。


その先には、こんなの。

その意味を考えたい。

ネットで一生懸命検索して、さも知識人のような顔をする「しったかブログ」は好きではありません。
日光の歴史を「ものとり屋」の目でみる。
そんなのが、わたしのブログです。

つづく


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