飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

3.宅建取引主任士 77

2023-02-06 07:30:40 | 宅建取引主任士

        

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          辛くない明太子 需要減に
          直面する北海道産たらこ
           new             連載 15
          タラコ消費金額減少傾向

          消費者がタラコに使う金額
          は年々減少する傾向にあり
          ます。総務省「家計調査」
          によると、2人以上の世帯
          のタラコ(辛子めんたいこ
          を含む)への年間支出金額
          は2102円と10年前か
          ら約2割減っています。塩
          分の高さなどを敬遠する消
          費者が増えているためか、
          北海道でもとくに札幌市の
          世帯の支出金額は低くなっ
          ています。

         (次回に続く)

         辛くない明太子 需要減に
         直面する北海道産たらこ
                         連載 14
         国産品高値に客離れ不安
         札幌市中央卸売市場の卸売
         業者カネシメホールディン
         グスによると、同市場では
         国産の原料を使ったタラコ
         は、外国産原料でつくった
         タラコに比べて1・5倍高
         い卸値で取引されています。
         高級品として引き合いが強
         いことは、北海道の生産者
         にとって喜ばしいことです
         が、懸念もあります。渋谷
         社長は「原材料価格の高騰
         を受けて、北海道産原料の
         タラコはますます高級品に
         なっています。値段が高く
         なりすぎて、客離れが進ま
         ないか心配です」といいま
         す。
         (次回に続く)

          
         辛くない明太子 需要減に
         直面する北海道産たらこ
                         連載 13
         輸入物も大切な資源
         前浜で漁獲したスケソウダ
         ラの卵を使う場合、新鮮さ
         を大切にするため、腹から
         取り出したらすぐ、味付け
         をします。一方、輸入する
         スケソウダラの卵は味のつ
         いていない状態で冷凍で届
         くため、販売の状況をみな
         がら、必要な分だけを解凍
         して味を付けることができ
         ます。渋谷社長は「輸入も
         のは客の注文に合わせて、
         ワサビやうす塩など臨機応
         変に味を変えることができ
         ます」と教えてくれました。
         国産原料ならではのおいし
         さがある一方、流通の柔軟
         さという意味では輸入原料
         も大切な存在になっている
         そうです。
         (次回に続く)

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         直面する北海道産たらこ
                         連載 12
         タラコ食べない文化
         タラコを食べる文化のない
         外国の漁船は、スケソウダ
         ラの卵を海に投げ捨ててい
         たそうです。それではもっ
         たいない。渋谷社長の父で
         創業者の猛さん(故人)は、
         外国船が水揚げしたスケソ
         ウダラに入っている卵を虎
         杖浜に冷凍で持って帰れな
         いかと考え、1972年ご
         ろから輸入を始めました。
         (次回に続く)

         辛くない明太子 需要減に
         直面する北海道産たらこ
                         連載 11
         乱獲の時代も

         虎杖浜でタラコの製造が始
         まったのは1935年(昭
         和10年)ごろでした。昭
         和初期まで、スケソウダラ
         の卵は使い道が乏しく、畑
         の肥料になる魚かすの原料
         として安価に取引される存
         在でした。一部の漁業者が
         タラコの生産、販売の先進
         地だった後志管内岩内町か
         ら指導者を招いたのが、き
         っかけだったそうです。当
         時、スケソウダラは豊漁で
         原料に事欠くことはありま
         せんでした。ただ、197
         7年に200カイリ漁業水
         域が設定されるまで、虎杖
         浜の沖合には国内外から大
         型船がやって来て、スケソ
         ウダラをどんどん漁獲して
         いきました。乱獲によって
         前浜のスケソウダラは減少
         していきます。「資源の枯
         渇によって、虎杖浜ではタ
         ラコ加工業者の倒産も出ま
         した」(渋谷社長)
         (次回に続く)



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         直面する北海道産たらこ
                         連載 10
         キャラクターも活用

         人気アニメ「呪術廻戦」の
         キャラクターをパッケージ
         デザインに描いた商品や、
         タラコが入ったチーズや手
         羽先などの加工品も多く扱
         っています。これまでタラ
         コを積極的に食べてこなか
         った層も店にやってくるそ
         うです。
道産原料を使ったタラコや、タラコの加工品が多く並ぶ店内

道産原料を使ったタラコや、タラコの加工品が多く並ぶ店内

         (次回に続く)

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         直面する北海道産たらこ
                       連載   9
         出店は大きな宣伝に

         札幌市中央卸売市場の場外
         市場にオープンした「竹丸
         渋谷水産 札幌直売所」に
         は、大きなタラコの看板の
         物珍しさにひかれてか、外
         国人観光客や地元の買い物
         客が次々と入店していまし
         た。1962年創業の同社
         ですが、虎杖浜以外への出
         店は初めてです。渋谷社長
         は札幌進出を決めた理由を
         「場外市場は観光客への格
         好の宣伝場になります。毎
         年冬になると虎杖浜まで買
         いに訪れてくれている常連
         客からも長年、札幌への出
         店を要望されていましたか
         ら」と話します
         (次回に続く)。



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         直面する北海道産たらこ
                        連載   8
         タラコ屋のプライド

         店では同社が北海道で製造
         するタラコと辛子めんたい
         こを取り扱っています。社
         長、それにしても専門店の
         出店とは、思い切りました
         ね。「北海道のタラコのブ
         ランドを確立させないとね。
         タラコ屋のプライドを懸け
         てますよ」めんたいこを含
         むタラコの需要はずっと減
         少傾向が続いています。需
         要はいかにすれば回復する
         のか。加工業者は新たな取
         り組みを加速させていまし
         た。
         (次回に続く)



         辛くない明太子 需要減に
         直面する北海道産たらこ
                        連載   7
         場外市場に専門店開店

         北海道では古くからタラコ
         が多くつくられ、全国に販
         売してきました。ただ、近
         年は福岡県で多くつくられ
         ている辛子めんたいこの方
         が知名度が高く、消費量も
         押されているそうです。
         「最近はタラコを『辛くな
         いめんたいこ』だと思って
         いる人も多いんですよ」。
         虎杖浜の加工業者、竹丸渋
         谷水産の渋谷敏幸社長はタ
         ラコが脇役に甘んじている
         現状の打破に動き出します。
         昨年10月に札幌市中央卸
         売市場近くの場外市場に専
         門店を開店しました。
札幌市中央卸売市場近くに竹丸渋谷水産が開いた店舗。看板の大きなタラコが特徴だ

札幌市中央卸売市場近くに竹丸渋谷水産が開いた店舗。
看板の大きなタラコが特徴だ

         (次回に続く)

         辛くない明太子 需要減に
         直面する北海道産たらこ
                        連載   6
         皮が薄く一粒に存在感ある

         北海道育ちの私ですが、原
         料が北海道産なのかどうか、
         意識してタラコを食べたこ
         とはありません。しかし、
         このタラコ丼は明らかにこ
         れまで食べ慣れてきたもの
         とは別物だと分かります。
         皮が薄いうえに、タラコの
         一粒一粒に存在感がありま
         す。そして、舌に訪れる濃
         厚なうま味。いやー、タラ
         コってこんなにおいしかっ
         たでしたっけ。
         (次回に続く)



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         直面する北海道産たらこ
                          連載   5
         食べ比べレば違いが判る

         北海道産の原料にこだわっ
         てタラコを製造するカネシ
         メ松田水産の松田幸男社長
         は、「北海道産は、外国産
         の卵を使ったタラコに比べ
         て舌触りが滑らかで、強い
         うまみがあります。まあ食
         べ比べたら違いが分かるは
         ずですよ」と自信満々です。
         カネシメ松田水産は虎杖浜
         に直売所も運営しています。
         早速、タラコ丼を注文して
         みました。
虎杖浜でとれたスケソウダラの卵でつくった、タラコとめんたいこがのった「タラコ丼」

虎杖浜でとれたスケソウダラの卵でつくった、タラコと
めんたいこがのった「タラコ丼」

         (次回に続く)

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         直面する北海道産たらこ
                      連載   4
         現在外国産が9割

         代わって、外国で水揚げし
         たスケソウダラの卵を輸入
         してつくったタラコが増え
         ています。現在は、国内で
         消費するタラコの9割以上
         を占めています。水産通信
         社(東京)がスケソウダラ
         の漁獲量をもとに推計した
         タラコ原料の生産統計によ
         ると、2021年は国産が
         2290トンでした。これ
         に対し、ロシアからの輸入
         量は1万6809トン、米
         国からは1万5802トン
         とそれぞれ国産の約7倍に
         達しています。

        (次回に続く)

        辛くない明太子 需要減に
        直面する北海道産たらこ
                      連載   3

        タラコの原材料はスケソウ
        ダラの卵です。半世紀ほど
        前まで、国内で消費される
        タラコのほとんどが北海道
        で漁獲したスケソウダラの
        卵からつくられていました。
        しかし、近年はスケソウダ
        ラの漁獲量が減っており、
        国産原料を使ったタラコは
        生産量が減少しています。

        (次回に続く)

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        直面する北海道産たらこ
                      連載   2
        高級ギフト品として
        虎杖浜がもっとも慌ただし
        くなるのはスケソウダラの
        卵が成熟する12月です。
        虎杖浜の加工業者は、年末
        までに従業員総出で塩漬け
        加工し、製品を冷凍して通
        年で販売します。虎杖浜の
        タラコは高級ギフトとして
        全国で販売しており、カネ
        シメ松田水産の作る高級品
        には100グラム1100
        円ほどの値が付いていまし
        た。
        (次回に続く)

        辛くない明太子 需要減に
        直面する北海道産たらこ
                    新連載   Ⅰ
                             胆振管内白老町虎杖浜には
        タラコの加工場が数軒並ん
        でいます。そのなかの大手、
        カネシメ松田水産の加工場
        では前浜で水揚げしたスケ
        ソウダラの卵を使ったタラ
        コを製造しています。塩水
        を混ぜた調味液に一晩漬け
        た後、さらに低温で4~5
        日間かけてじっくり熟成さ
        せます。つややかなピンク
        色に仕上がったタラコは、
        大きさや色で選別され、木
        箱に丁寧に詰められていき
        ます。
        北海道新聞
        (今回新連載です)

        ラーメン進化人気全国  new
        区海外進出も 最終回     10
        副読本を使って学習

        白石区の上白石小3年生は
        8~9月、この副読本を使
        って学習。本来は製麺工場
        で製造過程を見学したり働
        く人の話を聞いたりするの
        だが、コロナ下のため教室
        で実施。子どもたちは「食
        べたいなあ」などと言いな
        がら、ラーメンがどのよう
        にできるかを学んだ。担任
        の乙坂翔大教諭(26)は
        「ラーメンは給食でも人気
        メニューなので子どもたち
        も学習に意欲的。地元産業
        を知る上で価値のあるテー
        マ」と意義を話す。白石区
        の道内製麺大手の西山製麺
        は、コロナ禍前の2019
        年度まで、市内小学校の工
        場見学を無償で受け入れて
        きた。その数は年間180
        校の約1万4千人に上る。
        西山隆司社長(64)は「
        子どもの頃から地元の食文
        化を学ぶことで愛着を深め
        られる。ラーメン好きが増
        えてほしい」と期待した。
        (今回最終回です)



        ラーメン進化人気全国  
        区海外進出も  連載      9
        社会科の副読本にも掲載

        札幌市内の小学校が採用し
        ている社会科の副読本の中
        には、地元産業の学習でラ
        ーメンを取り上げているも
        のもある。子どもたちは工
        場見学などを通じて、地域
        の食文化への興味を膨らま
        せている。「工場でつくら
        れたラーメンは、札幌市内
        のほか、北海道内のかく地
        や、東京・沖縄など、全国
        かく地へも送り出されてい
        ます。最近は、外国へも多
        く送られています」。市内
        の小学校の多くが採用する
        社会科の副読本「わたした
        ちの札幌 3年上」(北海
        教育評論社)では1987
        年から、地域産業を学ぶ単
        元「工場の仕事」でラーメ
        ンを取り上げている。身近
        なテーマを通じ工場の仕組
        みを学ぶのが狙いだ。
        (次回最終回です)



        ラーメン進化人気全国  
        区海外進出も  連載      8

        始まりは「竹家食堂」か
「竹家食堂」で使われていた丼(札幌市北区役所提供)

「竹家食堂」で使われていた丼(札幌市北区役所提供)

        札幌で最初に提供されたラ
        ーメンについては諸説ある。
        有力とされるのが、100
        年前の1922年(大正1
        1年)、札幌市北区の北大
        正門近く(北9西4)の「
        竹家食堂」で提供された麺
        料理だ。元札幌市職員で「
        まち歩き 札幌の歴史」の
        著書もある赤谷正樹さん(
        71)などによると、中華
        料理人王文彩さんが、塩味
        にしょうゆで色をつけたス
        ープに麺、メンマ、長ネギ
        を添えて作った料理が最初
        とされる。店のおかみの大
        久タツさんが、料理が出来
        上がった時に王さんが言う
        「好了(ハオラー)」の語
        感にヒントを得て「ラーメ
        ン」と名付けたという。
        (次回に続く)



        ラーメン進化人気全国  new
        区海外進出も  連載      7
        多様なラーメン登場

        2000年代に入ると新た
        な変化も出てくる。かつて
        は昔ながらのみそラーメン
        を売りとする店が多かった
        札幌で、「つけ麺」「えび
        そば」「トマト麺」など個
        性的なラーメンで勝負する
        多様な店が登場。ラーメン
        は外国人観光客や海外から
        も熱い視線を向けられるよ
        うになり、海外進出するラ
        ーメン店も増えた。現在市
        内には700~800のラ
        ーメン店があり、毎年その
        うち2割は入れ替わるとい
        われている。元祖さっぽろ
        ラーメン横丁会の藤沢浩二
        会長(58)は「札幌市民
        は慣れ親しんだ味がDNA
        に刻まれている一方、新し
        い物への感度も高い。『昔
        ながら』の店と新しい店が
        共存しながら新しいラーメ
        ン文化をつくっていってほ
        しい」と話した。(長峯亮)
        (次回に続く)



        ラーメン進化人気全国  
        区海外進出も  連載      6
        1000店舗がひしめく

        西山製麺3代目社長の西山
        隆司さん(64)は「戦後
        の屋台時代から多くのラー
        メン関係者の努力と、お客
        さんである市民と作り上げ
        たのが札幌ラーメン。熱狂
        的サポーターたちのおかげ
        で文化として根付いた」と
        感慨深そうに語る。その後
        も、68年の即席麺「サッ
        ポロ一番みそラーメン」(
        サンヨー食品)発売などに
        よる家庭への浸透、全国的
        なラーメンブームもあり、
        札幌ラーメンは有名ラーメ
        ンの地位を確立。新たな時
        代に入る。札幌には道内外
        各地の名店が続々と出店す
        るようになり、ピーク時の
        90年代には千店以上がひ
        しめく全国有数のラーメン
        激戦区となった。      

        ラーメン進化人気全国  
        区海外進出も  連載      5
        みそ用麺の開発

        このころ、みそラーメン用
        に開発された麺の存在も大
        きい。当時中央区にあった
        ラーメン屋台「だるま軒」
        で製麺担当だった西山孝之
        さん(故人)が、味の三平
        の依頼で開発に着手。それ
        までの主流は細く軟らかい
        麺だったが、みそラーメン
        に合う卵入りでコシの強い
        中太縮れ麺を開発した。歯
        応えとスープとの絡みが良
        く、札幌ラーメンの麺の原
        型となったとされる。西山
        さんは53年に道内製麺大
        手の西山製麺(札幌)の前
        身となる西山製麺所を設立。
        同社には味の三平の繁盛ぶ
        りを見た他のラーメン店か
        ら「みそラーメンを出した
        い」と、麺の注文やタレ作
        りの指導依
頼が殺到した。
        

        (次回に続く)


        ラーメン進化人気全国  
        区海外進出も  連載      4

        みそ汁に

        同店2代目店主で息子の秀
        雄さん(79)は「『みそ
        は体にいい』が持論のおや
        じは、栄養価の高いラーメ
        ンを提供しようと、みそ汁
        をヒントに提供し始めた。
        野菜炒めも添え、栄養バラ
        ンスを考えた」と父の思い
        を語る。「豚汁に麺を入れ
        てと頼まれたのが始まり」
        との説もあるが、秀雄さん
        は「あれは都市伝説。おや
        じは『俺が考えたのに』と
        言っていた」と振り返る。
        みそラーメンは雑誌「暮し
        の手帖」にも取り上げられ
        評判となった。市内でみそ
        ラーメンを提供する店が一
        気に増え、札幌ラーメンの
        存在を全国に広げた。
        (次回に続く)



        ラーメン進化人気全国  
        区海外進出も  連載      3
        54年札幌みそラーメン誕生

        当時は食糧難もあり、屋台
        は大繁盛だった。札幌市教
        育委員会編「さっぽろ文庫 
        札幌食物誌」には「大陸か
        らの引揚者が手軽な食べ物
        として広めていった。終戦
        直後という食糧事情もあっ
        て、日本ソバよりも脂肪分
        が多く、カロリーの高い割
        には安価なことから、もて
        はやされるようになった」
        と記されている。だが、こ
        のころの札幌ラーメンは全
        国では無名に近かった。札
        幌名物となった陰には、ラ
        ーメン作りに情熱を注ぐ人
        たちの存在があった。その
        一人が当時ススキノで「味
        の三平」を営んでいた大宮
        守人さん(故人)。当時し
        ょうゆや塩での味付けが多
        かったが、54年ごろ、み
        そ味で野菜たっぷりの新ラ
        ーメンを考案。約70円で
        売り始めた。札幌ラーメン
        の代表格みそラーメンの誕
        生だ。
        (次回に続く)



        ラーメン進化人気全国  
        区海外進出も  連載      2  
        定番のご当地グルメ

        「札幌に来たからにはラー
        メンを楽しみにしていた。
        麺は食べ応えがあるし、こ
        っちは寒いから、熱いスー
        プが体にしみるね」。9日、
        出張で札幌市中央区の繁華
        街・ススキノの「元祖さっ
        ぽろラーメン横丁」に訪れ
        た東京都の会社員斉藤浩祥
        (ひろひさ)さん(47)
        は、みそラーメンをすすり
        ながら満足そうに話した。
        今や定番のご当地グルメと
        なった札幌ラーメン。札幌
        で初めてラーメンが提供さ
        れたのは、100年前の1
        922年(大正11年)と
        される。その後、市内の食
        堂や喫茶店でも売られたが、
        戦中の物資統制で一時期姿
        を消し、戦後に屋台で再び
        提供され始めた。
        (次回に続く)
        
        ラーメン進化人気全国  
        区海外進出も 新連載        1     
                             札幌市が誕生してからの10
        0年間で、市民は独自の食文
        化も生み出した。その一つが
        札幌ラーメンだ。黄の縮れ麺、
        たっぷりの野菜、代表格のみ
        そ味をはじめとする油膜が張
        られた熱々のスープ。戦後の
        食糧難も背景に栄養とおいし
        さを追求し改良が重ねられた
        ラーメンは、市民に愛され、
        観光客にも人気の全国区の札
        幌発グルメとなった。なお進
        化を続ける札幌ラーメンのル
        ーツと変遷を探った。
        北海道新聞
        (今回新連載)

        香りを漂わせるマシン new
        行動変えるか   最終回 11
        未來を嗅ぎ分ける


デジタルサイネージと香りを組み合わせることで、集客力がアップ?
(提供:ゲッティイメージズ)

        ここ数年、ラーメンやギョ
        ーザなどの自販機が増えて
        いるが、そこに設置すると
        購買率が上がるかもしれな
        い。大型の商業施設には、
        フロアマップをデジタルサ
        イネージで表示していると
        ころもある。「この飲食店
        に行きたいなあ」と思った
        ときに、その場所をタッチ
        すれば、店の料理の香りが
        漂う… といった使い方も考
        えられる。まだまだ未開拓
        の分野なので、消費者にウ
        ケるかもしれないし、ウケ
        ないかもしれない。未来の
        ことは誰にも分からないが、
        同社の関係者は「そこに商
        機がある」と嗅ぎ分けてい
        るに違いない。
        (次回に続く)



        香りを漂わせるマシン 
        行動変えるか    連載 10
        サンプルや看板付近が

        アンビセントはまだ実用化
        されていないが、どのよう
        なシーンでの使用が考えら
        れるのか。冒頭で紹介した
        ようなパンケーキの香りは、
        カフェのサンプル付近だと
        相性がよさそうだ。焼き肉
        の香りもかがせてもらった
        ところ、確かに肉を焼いた
        ときの香りがした。となる
        と、店の看板付近での設置
        が考えられる。


カフェなどのサンプルの近くに設置することも考えられる
(提供:ゲッティイメージズ)

        (次回最終回です)

        香りを漂わせるマシン 
        行動変えるか    連載 9
        目と鼻から訴求
        劇場やライブ会場などで、
        郡さんは香りを漂わせてき
        た。その実績を受けて、ど
        のような変化があったのだ
        ろうか。「自販機の横に設
        置したい』『スーパーの店
        内で香りを漂わせたい』と
        いった声が増えてきました。
        人感センサーを搭載した装
        置を完成させたわけですが、
        デジタルサイネージと組み
        合わせることで、目と鼻か
        ら訴求できるのではないか。
        このようなことを考えてい
        て、現在は新たな開発を進
        めています」(郡さん)
        (次回に続く)

        香りを漂わせるマシン 
        行動変えるか    連載 8
        ケースバイケース

        また、ライブによっては、
        観客が立つことがある。と
        なると、鼻の位置が違って
        くる。全員が座った状態を
        想定して、香りを噴射した
        ものの、そのときのライブ
        は盛り上がったこともあっ
        て、観客が立ち始めたのだ。
        そうすると、前列にたくさ
        んの壁ができてしまって、
        後方の人たちにうまく届か
        ないこともあったそうだ。
        (次回に続く)

        香りを漂わせるマシン 
        行動変えるか    連載 7
        ライブは人の息が影響する
        例えば、ライブ会場で香り
        を漂わせることになったと
        しよう。もちろん、リハー
        サルを行うわけだが、そこ
        でうまくいっても、本番で
        はうまくいかないことがあ
        った。なぜか。人の息であ
        る。当たり前の話になるが、
        人間は息をする。吸って吐
        くという行為によって、香
        りの滞留が違ってくるのだ。
        リハーサルでは人がいない、
        しかし本番ではたくさんの
        客が詰めかける。人数によ
        っても違うし、会場の広さ
        だけでなく形状によっても
        違ってくる。
        (次回に続く)

        香りを漂わせるマシン 
        行動変えるか    連載 6
        最初はうまくいかなかった
        どのような仕組みで香りを
        漂わせているのかというと、
        舞台の袖にはスピーカーが
        並んでいる。その前または
        横に機材を設置して、大き
        なファンを回すことで、空
        間に香りを漂わせているの
        だ。1秒で5メートル先まで
        香りを拡散できるそうで、
        計算上では大きな会場でも
        問題なく漂わせることがで
        きる。が、しかしである。
        駆け出しのころ、経験が不
        足していたこともあって、
        うまくいかないことが続い
        たのだ。
        (次回に続く)

        香りを漂わせるマシン 
        行動変えるか    連載 5
        開発のきっかけは

        それにしても、なぜ香りを
        漂わせる装置を開発したの
        だろうか。郡さんはもとも
        とアロマセラピストとして
        働いていたわけだが、ある
        人からこのようなことを言
        われた。「自分は舞台の特
        殊効果の演出をしている。
        煙を出したり、花火をあげ
        たりしているが、芝居のワ
        ンシーンで香りを体感でき
        るような演出をしたいと思
        っている。手伝ってくれな
        いか」と。郡さんにとって
        は、畑違いの仕事である。
        香りをつくる技術や経験は
        あるものの、ステージで演
        出できるような機材は持っ
        ていない。「舞台演出って
        なに?」といったレベルの
        素人だったが、依頼があれ
        ば仕事を引き受けることに
        した。大きな劇場だけでな
        く、ライブ会場、ファッシ
        ョンショー、企業のイベン
        トなどで香りを演出するこ
        とに。
        (次回に続く)

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2、野菜コーディネーター121

2023-02-06 07:23:51 | 野菜コーディネーター

                 プロフィール
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             残り物で弁当提供  new
                  食品ロス削減  連載 14
             22年クリスマス650k削減

                                                TABETEでは恵方巻やバレン
                                                タインのチョコレート、ク
                                                リスマスケーキなど、季節
                                                の行事における食品ロス削
                                                減にも取り組んでいる。22
                                                年のクリスマスは「クリス
                                                マスレスキュー大作戦2022
                                                」と題し、12月25~28日の
                                                4日間、ケーキや焼き菓子の
                                                廃棄削減を目指した。その
                                                結果、約1300食、650キロ
                                                の食品ロス削減に成功。ホ
                                                ールケーキやブッシュドノ
                                                エルなど多くの商品が“レス
                                                キュー”された。21年に同様
                                               の取り組みをした際は120食
                                               程度だったため、10  倍以上
                                               に増加した。
                                               (次回に続く)



             残り物で弁当提供  
                  食品ロス削減  連載 13
             料理人の心理的負担軽減

フードロス
ホテル ザ セレスティン東京芝で提供するパンのセット

             また、自信を持って作った
             料理が大量に廃棄されるこ
             とはつらいと感じていた料
             理人、従業員の心理的負担
             が軽減。現場の食品ロスに
             対する意識が高まることも
             評価されているという。
             (次回に続く)



             残り物で弁当提供  
                  食品ロス削減  連載 12
             パン90%ロス削減に成功

                                             「ホテル ザ セレスティン東
                                               京芝」を運営する三井不動
                                               産ホテルマネジメント(東
                                               京都中央区)では、ブッフ
                                               ェで余ったパンの詰め合わ
                                               せを500円、弁当を600円で
                                               販売。パンは90%以上、全
                                               体でも50%以上の食品ロス
                                               削減に成功している。購入
                                               者は周辺地域の住民が多い
                                               という。弁当を購入したこ
                                               とをきっかけにブッフェに
                                               通常来店する客もおり、新
                                               規顧客の発掘にも貢献して
                                               いる。
                                               (次回に続く)



             残り物で弁当提供  
                  食品ロス削減  連載 11
               衛生面の安全確保

                                              「食品ロス削減のために衛
                                              生ルールを見直し、TABETE
                                              であれば再提供可能と改定。
                                              2時間以内に召し上がっても
                                             らうこと、ナマモノを除くこ
                                             と、アレルギー表示をするこ
                                             となどをルールとし、保存方
                                             法も工夫しました」(篠田さ
                                             ん)他のホテルでも、提供前
                                             に再加熱することで菌が発生
                                             しないように工夫するなど、
                                             衛生面の安全性確保に努めて
                                             いるという。
                                              (次回に続く)



             残り物で弁当提供  
                  食品ロス削減  連載 10
             衛生面の安全確保の苦労

                                                導入にあたって最も苦労し
                                                たのが「衛生面」での安全
                                                性確保だ。「衛生基準を厳
                                                しく設けているホテルが多
                                                く、藤田観光さまも『一度
                                                提供 した料理は再度提供す
                                                ることができず、梅干しで
                                                も漬物でも廃棄』というル
                                                ールがありました。そのた
                                                め、客数によって作る量を
                                                調整したり、料理を小鉢に
                                                移したりしていたそうです」
                                                (次回に続く)



             残り物で弁当提供  
                  食品ロス削減  連載 9
             2か月で100k食品ロス削減

                                                ホテルでの導入は22年から
                                                本格的にスタート。現在全
                                                国48店舗のホテルがTABETE
                                                を導入し、ブッフェで余っ
                                                た料理やパンを、弁当や詰
                                                め合わせで販売している。
                                                弁当の場合は1日あたり5~
                                                10個程度販売。価格はワン
                                                コイン前後だという。「秋
                                                葉原ワシントンホテル」な
                                                どの運営を行う藤田観光(
                                                東京都文京区)では、コロ
                                                ナ禍で中止していた朝食ブ
                                                ッフェ再開のタイミングで
                                                TABETEを導入した。ブッフ
                                                ェで余った料理を弁当に詰
                                                 めて販売し、導入した  21
                                                 年12月~22年1月末の約  2
                                                 カ月間で約100キロの食品
                                                 ロス削減に成功している.
                                                 (次回に続く)



             残り物で弁当提供  
                  食品ロス削減  連載 8
             ヒーローとレスキュー

                                                TABETEでは、ユーザーを「
                                                ヒーロー」、TABETEを通じ
                                                て商品を購入することを「
                                                レスキューする」と表現し
                                                ている。ユーザーがより「
                                                自分が食品ロス削減に貢献
                                                しているのだ」と感じやす
                                                いように、「レスキュー」
                                               「ヒーロー」という世界観
                                               を作りこんでいるという。
                                               「『買いに行く』ではなく
                                               『レスキューをしに行く』
                                               という表現にすることで、
                                               自分、事業者、地球・環境
                                               全てに対してよい行動をし
                                               ていると実感してもらいた
                                               いと考えています。ユーザ
                                               ーに『自分はヒーローだ』
                                               と感じてもらえるよう、T
                                               ABETEの活用による食品ロ
                                               ス削減量などは可視化し、
                                               アプリから見れるようにし
                                               ています」(篠田さん)
                                                (次回に続く)



             残り物で弁当提供  
                  食品ロス削減  連載 7
             エシカルな消費の仕方

                                               TABETEを開発した背景につ
                                               いて、篠田さんは「消費者
                                               の食品ロスへの関心を高め
                                               ることで、業界に大きなイ
                                               ンパクトを与えたいと考え
                                               ています」と話す。「私た
                                                ちは、『食の持続可能性』
                                                に向けて、消費者の買い
                                                方・消費の仕方を変革する
                                                ことを目指しています。食
                                                品ロス削減に関して、昨今
                                                はテークアウトではなくEC
                                                型が増えてきています。TA
                                                BETEではテークアウトとい
                                                う形で日常的に利用しても
                                                らうことで、普通の買い物
                                                の中でのエシカルな消費の{               
                                                仕方、選択肢を提供し、消
                                                費者の食品ロス、食の持続
                                                可能性に対する意識変革を
                                                促進したいと考えています。
                                                消費者の意識を変革するこ
                                               とは、事業者や業界に対す
                                               るソーシャルインパクトに
                                               つながり、食品ロス削減に
                                              大きく貢献できると考えて
                                               います」(篠田さん)
                                                (次回に続く)

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