毎日が山のこと

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新雪の天狗岳から硫黄岳(1980年5月2日)

2022-09-21 09:54:54 | 八ヶ岳とその周辺

ポジフィルムのデータ化第4弾。

1980年5月2日に夏沢峠に一泊して八ヶ岳の天狗岳と硫黄岳を一人で縦走した。

渋の湯から登り始め、黒百合ヒュッテから東天狗、西天狗へと登った。

5月に入っていたが数日前に新雪が降ったらしく山は真っ白だった。

黒百合ヒュッテまでの道は、昼間溶けた雪が夜のあいだに凍ったところがあって歩くのに滑って苦労したのを思い出す。

小屋の周辺は一面の雪なので小屋に入って休憩した。

黒百合ヒュッテの前から中山峠を通らない天狗の奥庭のルートを使った。

5月だというのに新雪が白く輝いていてラッキーと思ったものだ。

写真を見るとだれかがそりで遊んでいる。

上の写真はその途中からみた東西天狗岳。

岩がゴロゴロの尾根なのだが、新雪なのでそれほど苦労しなかったと思う。

天狗岳の山頂から南の遠望。

赤岳や阿弥陀岳など八ヶ岳の核心部が一望だ。右奥には南アルプスも見えている。

これは北をバックに記念撮影。左奥はたぶん北アルプスの連なりだ。

麦草峠周辺の平らな高原の向こうに北横岳や蓼科山。右奥には浅間山。

これは南アルプスの峰々。左から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。

写真をみるとほんとうにいい天気に恵まれていたことがわかる。

天狗岳をくだって夏沢峠の小屋で一泊した。

小屋は二つあるが、どちらの小屋に泊まったかは覚えていない。

これが小屋の内部を撮った写真。

でもその後夏沢峠では泊ったことがないので私にはどちらの小屋だかわからない。

2日目もいい天気だった。

朝日を浴びて硫黄の壁が赤く染まった。

硫黄岳の登りがちょっと不安だったが、新雪は山麓のように溶けて凍ったりしていなかったので、ノーアイゼンで無事に登りきることができた。

これは2700m付近まで登った地点から硫黄岳を撮ったものだと思うが・・・・

朝日を背後からうけた赤岳と横岳。

これはたぶん硫黄岳の山頂から撮ったものだろう。

縦位置で撮り直し。前の写真より少し日が高くなっているし、位置も変わっている。

たぶん赤岩の頭あたりから撮ったものと推測する。

このあと赤岳鉱泉へとくだった。

この写真も赤岳だが、どのあたりから撮ったものだろうか。

かなり下ってきてから撮ったもののようだ。

赤岳鉱泉付近も積雪だったと思うが、写真がないので思い出せない。

美濃戸口にはたぶんお昼前には着いたのではないだろうか。

40年もたつと写真がないと思い出せないことが多いなぁ。

印象的なエピソードだけはいつまでも覚えているけど、ほかのことはすっかり忘れていた。

同じ季節に同じコースを歩きなおしてみたくなった。

 


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