無知の知

ほたるぶくろの日記

春雷の頃

2010-05-13 23:58:00 | 日記
今日はこの辺りは雨がありませんでしたが、東京の西の方ではざっと一雨あったようです。先日には神鳴りと雹が降りました。あの日はちょっと外で飲み過ぎて気分が悪くなったので一足先に外に出ていました。家の片付けなどで疲れていたこともあったかもしれません。最初は雨だったのですがそのうちパラパラと音がするので下を見ますと氷の粒が跳ねていました。気温はぐっと下がり、歯がガチガチなりました。

その後夏日があり、今日はまたまた肌寒い陽気です。気温の乱高下。これって。。。

それはともかく、今日は義理の妹から知り合いの方についての相談がありました。どうやら軽い統合失調症を患っている方についてのことでした。最近おかしな言動があって、ということでした。今の時期は身体も冬型から夏型へと衣替えをしています。体温を保つこと一つも様々なホルモンの働きで微妙な調節がなされています。それを少しずつアジャストしていこうとしているわけで、かなり不安定になっています。代謝に関係するホルモンは沢山あり、しかもそれぞれが脳にも作用します。何も問題がなければ多少身体が疲れやすいくらいで済みますが、精神的に常にアンバランスである方の場合、どうしても今の時期は問題がでやすいときでもあります。その方も春になって、少々症状が悪化しているのかな、と思われました。

まわりの方は健康診断かたがた精神科を受診させたいと言うことでしたが、本人をだますような形での受診は将来的にみてよろしくないと意見をしました。あまりひどい妄想でないなら、季節性のものであると思いますし、そっとしておくのがよいのではないかと思います。攻撃性が強い場合はべつですが。ともかく、休養を十分にとれるようのんびりとした環境を作ってあげることが一番のお薬だと思います。

健康な私たちもこの時期は意外に身体に負担がかかっていることを意識して、ゆったりと過ごしていきましょう。