山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

沼田林道道つくり

2011年09月11日 22時48分31秒 | 沼田のできごと

毎年9月の第2日曜は、沼田林道の道つくり。林道受益者で林道沿いの草刈りや、溝の土上げを行う。

各戸から2人ずつの出務で、朝7時30分から、お弁当・お昼寝タイムを挟んで15時過ぎまで行う。この日の出務人数は22人。

世話人の挨拶をきっかけに、一斉に林道を登る。その軽トラ台数は10台を超える。

持ち山の位置で二手に分かれる。一方は、神明原集落へと抜けられる林道へ。もう一方は、本郷町へと抜けられる作業道へ。
それぞれが沿線をキレイにしながら降りていき、途中で合流。

先発隊は草を刈り、中隊は溝の泥上げ、最後尾は草や路面の葉とか土を除けていく。
おそらくここまで 手入れをする林道は無いのではないか?という話が出るくらい、徹底してキレイにする。性格か、お国柄か・・・・・?文句を言う人はいない。

林道だけあって、道のへり(隣)はすぐ山。ちょっとの崩れで土砂が溝を埋めてしまう。
道には葉っぱと土がたまり、放っておくと草が生えてきそうな状態。
これを「若返った顔ぶれ(世話役の話)」という、平均50歳を超えるメンバーで撤去。
普段は鉛筆より重いモノを持たない僕としては、非常に疲れる作業だ。

終了後は、簡単な飲み物やお菓子が振る舞われ、一日が終わる。
高齢者も多く、人数も多いとは言えない。今後の管理を続けていくためにも、何かしら楽ができる発明が必要だ。

Photo
概略図

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施工前                         施工後

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施工前                         施工後

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途中から伸びる作業道。実際の切り出しはこの道から。

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記念碑もある。