10月9日(日)から11月27日(日)まで、岩国徴古館で「岩国の神楽展」が開催される。
神楽に魅せられた(?)学芸員が実際に市内の神楽団体を訪問。話を聞くとともに、その道具を調査し、一部を借りて展示するというもの。
実際に神楽を継承している僕たちは、なかなか自分のところだけで手一杯で、他の神楽をゆっくり訪問したり、全体を考えてどうのこうの・・・っていうのはできない(してない)もんです。
神楽を舞う際の環境をとっても、地域によってちょこちょこ違います。
山代神楽とかは、舞所の天井に「天蓋」というものをぶら下げ、その下で舞う。
行波の神舞に代表されるいわゆる神舞は、大祭のときは木の小屋(何て呼ぶのか分からない)を建て、その中で舞う。簡易舞台では、四方に竹を立て、縄で繋ぎ、舞所を作る。
舞い方や道具とか、背景にいたっては本当に奥深い世界が広がっていそう。
どう紹介するのか?いや、してくれるのか?
せっかく行政がPRしてくれるチャンス。こちらも、イベントのときとかにしっかり宣伝して、相乗効果に繋げたいものです。
岩国の神楽展
10月9日(日)から11月27日(日)まで
岩国徴古館