昨年、ある方から電話連絡をいただいた。太宰府天満宮のお祭りに、上沼田神楽を招きたい、とのお話。
昨年は、既に行事が入っていたため、お断りさせていただいていた。
今年、再度連絡をいただいた。9月23日、24日に開催とのこと。
今年も何やらでお断りをさせていただいたのだが、他団体の紹介として、山代白羽神楽保存会を紹介させていただいた。
山代白羽神楽保存会におかれては、急な話にも関わらずご承諾をいただき、めでたく参加の運びとなった。
で、先日その企画担当者の方が来られ、白羽神楽の担当者と話をするというので同席させていただいた。
どうやら、九州、中国、四国から主旨に賛同する団体を招き、神楽の祭典として開催するというもの。福岡自体が神楽が盛んな地ではないけど、そこに色々な神楽を招くことで、神楽の存在を広め、何よりもその本質でもある五穀豊穣への感謝の意も伝えていきたい、との話だった。
感心したのは、参加意向のある全団体を訪れ、直接話をするということ。その神楽の地を見てこそ、色々な話ができるというもの。
そして、平等な目線で、何よりも幅広い意味での「神楽」を楽しんでいる感じがした。
太宰府天満宮のような由緒正しいお社で神楽を舞う機会はなかなか無い。来年は上沼田神楽にお声をかけていただけるという話なので、しっかりと備えておきたい。