伊吹山
今シーズンも夏山登山は伊吹山から
晴天、新緑、お花が、カラフルな若者登山者で一杯、でも黄砂が・・
Kennyの滋賀から情報発信
(この日記のTOP掲載期間:5月20日~5月26日)
車であと10分で麓、の地点からでも伊吹山を眺めると・・・
天気はいいんやが・・、伊吹山は霞んでいます。 黄砂らしいです、プラス PM2.5か?
7時45分 登山開始 私達より一組先の登山者
この時間登山口はこんなに暗くはないんです実際にはね。左の看板に当たる朝日
が強くて光ってしまい文字が読めないので撮る時にその部分に明るさを合わせる
と、登山口がこんなことになってしまいます。
「お花を大切に」、ん、これはわかる 「熊出没注意」って 出たらどうすんのーぉ。 かなんなあ~ もっとも登山は自然相手の山、自己責任だけどね
30分で1合目に到着。 樹林帯を抜ける前方の光が輝きます
1合目、視界が開けます 元スキー場のゲレンデです
三合目手前です。 山頂部まで一気に開けます この辺も元スキーゲレンデです
4合目に向います。 登山道にはロープが張られて植物の保護がされています
9時40分 五合目から山頂部を見上げます 写真で見るより急坂ですよ!
今度は逆に7合目付近から5合目、3号目を見下ろします
この協力金の利用で登山道、植物保護が目に見えてよくなりました
1合目登山道です。 以前は写真右の元ゲレンデを自在に歩いていました
まだ春で草木が低いこともありますが、登山道が筋状にしっかりとして(見えて)います
以前は登山者が近道をするのか、登山道が幾つかあればそれぞれを歩きますよね、
道が幾筋にも分れていました。今では山頂部付近の岩場を除いてほぼ一本道です。
今日は日曜日、晴天 多くの登山者が列を成します
毎回同じ事を書いて恐縮・・、本当に多くの若者が山に戻ってきました
9合目 急坂の登りがここで終わりです。 あと山頂まで5分の緩斜面です
10時40分 山頂に着きました 所用時間2時間55分 前方は伊吹山寺山頂本堂
広々とした山頂部 写真右半分は 元測候所跡
在りし日の測候所 2008年11月撮影
測候所解体作業風景 2010年10月撮影
一等三角点
残念、視界は効きません 下界は長浜市、米原市付近
不肖、私の撮影・編集 ビデオ映像: この日の伊吹山
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3合目を過ぎると樹林帯がない、石灰露岩がゴロゴロ、なぜ?
山頂部では、カレンフェルトや巨大な石灰露岩などのカルスト地形が見られる(ウキペディア)
(カレンフェルト:幅数十 cm~数m,高さ数mの石灰岩石柱)
ちびっと講釈を m(_ _)m
伊吹山の中腹より上部は古生代に海底のサンゴ礁から形成された石灰岩が広く
分布、塊状の亀裂が多く、水透しが良くて表土は乾燥し易い。 そのため、伊吹山
は三合目あたりから登山道の周辺には日を遮る樹木・大木が育たないんですね、
殆どありません。7月、8月の登山は直射日光、それはもう堪えますね。
伊吹山は3億年前に噴火した海底火山だったそうで地層には約2億5千年前の古
生代に海底に堆積した層が含まれていると。 その証拠にウミユリやフズリナの化
石が見られます。 私も山小屋の前に置かれたそれらの実物を見ています。
(この項はウキペディアを参考に記載)
ところが高山植物はしっかりと
ある日TVで伊吹山の特集が。 解説で伊吹山は石灰岩の山。水はけがよく(前述)
て大木は育たないが年間290日以上霧が発生する伊吹山は高山植物の育つ環
境にあると。 以下は、名前は殆どわかりませんが、当日出合ったお花です。
①カキドオシ? ②エゾノタチツボスミレ?
③ニリンソウ? ④ヤマガラシ?
⑤ ウマノアシガタ かなり自信あり(笑)
⑥ オドリコソウ これは自信あり!
⑦ハクサンハタザオ? ⑧スミレ?
教えて頂ければ嬉しいです m(_ _)m
必死で伊吹山の花のガイドブックを見て調べたんやが・・、花にあんまり興味のない爺で・・
帰路、午後3時、黄砂? は多少晴れていました
今日もご覧くださいましてありがとうございました