ちょっとした冬山気分
=雪化粧した三上山=
(この日記の掲載:2月14日~2月20日)
雪化粧の三上山 滋賀県野洲市
冬山はこりごり、でもちょこっと
私は冬山登山はまったくやりません。まだ登山さえもやって
いない頃、寮で先輩に誘われて冬の比良山に登りました。
ところが、とんでもない事になりまして、なんとか生還は致し
ましたが・・。 以来登山を趣味とするも夏山だけです。
でも、ちょこっと冬山気分も味わって見ようかと雪化粧した
三上山に登ってみました。もっともほんの数センチの積雪で
すが外気温は氷点下、山の中は白一色、この辺ではそうしょ
っちゅう出会える景色ではないだけに一風違った三上山を満
喫しました。
三上山山頂、御上神社奥宮
山頂から草津市、大津市の方角
根っこがむき出しの大木もこの日は雪に覆われて
標高432mの山でも
麓と山頂ではこの標高差でも随分と雪の量が違います。山頂
部に近づくに従いアイゼンは不要とは云え足元に細心の注意
を払っての登山でした。
登山口付近
山頂近くの登山道
3ルートの内、花緑公園側の山道から
表山道、裏山道とも山頂に近づくに伴い結構岩の間や よじ登
っての登山となります。そこで比較的登りやすいこのルート
を歩きました。道中、三上山友達と出会います。” おや、今
日はこっちから登ってんの? ” が挨拶です。皆さん考える
ことが同じです。安全策で彼らも同じ選択でした。
上下の写真は共に登山口への道、散策路です
雪国生まれの私にはこの程度の雪は ”風流な雪景色” ですな~
山頂からの景色
その日の朝はこの冬一番の冷え込みだったそうで、空気も
澄んでいました。 鈴鹿山系が一望できました。そして伊吹
山から遠く横山岳(だと思います)まで澄んだ時の遠くの山の
色、濃紺でくっきりと。その頂きは白く輝いていました。
伊吹山
伊吹山に登られたら南方を眺めてください。琵琶湖岸から左に
目を移しますと下方にエレベーター会社の背の高い白い建物が
見えます(写真にも写っています)。また白煙(実際は浄化された水蒸気
やそうですが)の上がった硝子会社の煙突(写真、同)も同じ方向
に見えます。その直線上に三上山が小さく見えます。空気が澄
んでいないとちょっと厳しいですが。一方、三上山からはいつ
も伊吹山が大きく見えます。
雨乞山・綿向山(右)
三上山仲間が綿向山の樹氷、雪景色を見に行こうと誘って
くれます。ところが・・、二つの理由で、”すんません”と。
一つは冬山のトラウマ、もうひとつは写真撮影です。ここ
はと思うと私も端くれ、一か所に留まること20分、30分と。
綿向山の雪景色は一見に値するそうです。
霊仙山
金糞岳
下界も白く
左上:希望が丘文化公園 右下:花緑(かりょく)公園
希望が丘文化公園の芝生広場
その日の三上山山頂は氷点下でした
感謝:この寒暖計はどなたかが設置して下さったんですね
2月8日、9日にまた雪がふりましたね、東京にも!
実は、このブログの雪景色はその前の降雪、2月5日の風景
なんです。 そこで、下記に少し補足しました。
2月9日の朝は野洲市内で10cm以上はあったそうです。
と云う事は山の雪はもっと深かったことでしょう。 私はその
日は残念、滋賀から出ておりました。 帰宅後の2月11日に
三上山に登ってみましたが雪は殆ど溶けて消えていました。
ところが登山道は凍っており危ない状態です。”お気を付けて”
と見知らぬ登山者同士が声を掛け合っていました。
凍り付いた登山道 これはあぶない! 特に下り
2月5日、三上山近くの治水ダムでの1枚です
今日もご覧くださいましてありがとうございました
三上山の雪景色、ご紹介ありがとうございます。以前の元旦の雪景色を思い出しました。今年も雪が多いですね。冬山はこわいイメージがあります。特に低山でもお写真でみるような雪の融け残り、凍結は危なそうですね。平地でも凍結していて滑って転んだ経験があります。特にスポーツの苦手な私は反射神経も鈍くけがをしやすいと思います。気をつけます。でも雪は遠くから眺める分にはきれいで魅力的です。またお写真を楽しみにしています。
毎年そう何度もない三上山の雪化粧なんですがこの冬は少し違います。 2月5日の雪が登山道で踏まれて凍り固まり、その硬い雪がそのまま融けずに残っている状態で、三上山仲間も登山道を変えて歩いている方が多いです。「まだ凍ってるでー、あっちは止めといたほがええよ」などと会話を交わしながらの登山です。特に山頂付近での現象です。それだけ毎日寒いんですね。そしてまたその後の降雪です。
冬山は私も遠くから眺めるものだと心得ています(笑)眺める分には本当に綺麗ですね。 コメントありがとうございます。
22日は元亀争乱、穴太・坂本の講座に参加の予定をしてります。