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Kennyのそうだったのかーその3:熊野古道、大辺路⑨を歩く

2019-05-23 20:45:35 | 熊野古道

           熊野古道、大辺路
                     
そのー3
          そのー5(最終章)まで順次UPします   

          枯木灘や熊野灘の風景を愛でながら
          時間に余裕のある庶民や文人墨客が歩いた古道

       今回は道に迷って難儀したお話が主です

では古道歩き開始、と言っても距離がある!
田辺市から那智勝浦町の浜の宮まで92kmの古道です。そこで旅行者
には田辺市から紀伊勝浦町に向けて9区間に分けて①から⑨と、歩く
ように案内
しています。




私はその区間を「逆に」歩きました 
から
へと、事情ありで。
実はこれは間違いでした。 これから歩か
れる方にはから、つまり田辺市側から紀伊勝浦町方向(JR那智駅方向)
へ歩くことをお勧めします道案内は逆方向にはあまり考慮されていない
のではと思いました。 (すみません、トラブルは自己責任です)

田辺市に向かって「逆方向」が実は思わぬトラブルに
道に迷いました、2回も・・ちょっと焦りましたよ!


                        第一回目のトラブル
      写真上部の赤い線、そこを直進してしまいました(
X印の方へ)
        こちら側(写真の後方)にはちゃんと道しるべがありました

                
                 
              これがそうです。これを見つけてやれやれと
             まだここは町の中で余裕ありでしたが・・


第二回目のトラブル、古道探し
古道から外れて
難儀しました!


              林道を進んでしまい、その先は行き止まりに
              古道はどこだ~と引き返し、40分のロス。
         そこには不明確と思える案内板が
。これでは逆方向からだと
                   林道を直進してしまうぞ~。 また古道も見落としますね
                                                   
(私のボヤキ、独り言)
 

            この案内板の数十m先にある 山裾の殆ど見えない
             細い道(古道)を登らなければ
ならなかったのです


                    こちら(紀伊浦神)側から歩いてくる方には問題ないですよね。        
             参りましたね~  一時はここで打ち切り、タクシーをとも・・


                                  やれやれ、なんとか古道に戻りました             
 
では、歩いた大辺路の の様子を
JR那智駅から出発です。
その日は約16km、所用時間7時間でした。 
(7時間の内、道に迷ったロスタイムの1時間強を含みます)


         駅や町のおじさんに道を聞いて古道に辿りつきました
        
JR那智駅からここまで道しるべはないも等しいです
                     手元に地図はあるもののそれがなかなか・・・



                JR那智駅(右端)から出発、赤い線が古道です


              地図の ,がそれぞれ道に迷った個所です

上の二枚の地図がこの日歩いたコースです。(JR那智駅~JR紀伊浦神間)


                                 駿田峠


                            古道らしさが            

ここまで比較的順調で古道歩きを楽しんでいます。 ずーっと山の
中で海岸線とはいっても景色はありません。 UP-DOWNも結構
あります

この古道は何度か国道を歩き、横切ります


      この案内板、向かい側(写真左)から歩いてきた者には目立たない
                      いやな予感が・・
我々は写真左から国道をこちらへ。 ところがこの看板見落としました。
町中なので、お庭掃除中のおじさんに聞いて200m引き返し事なきを。


                       偶然この標識が目に入り間一髪!


               兎に角この茶色の案内板を見つけることに集中
                  電柱にここは海抜2.9m標識が


                      おお、よしよし、二河峠だ
                   今日の予定の半分来たな~
             この先で道を失うトラブルがあるとは知らずに・・・

           海路を併用しながら利用したと思われる古道、とのこと
                 その日初めて海が見えました


     
                        市屋峠地蔵 

そしてこの後、先述の難儀がやってきます
このブログのTOPで詳細を。 どうか皆様も案内人なしの場合は
お気を付けください。旅の本にも、大辺路は案内人があるといい、
とありました。 少なくとも、逆歩きはまずいようですね(笑)

休平峠まで来て、これで安心


                     JR紀伊浦神駅への林道が真近かに


                 林道に出てきました。 間もなく今日の終点です 

大辺路の最終区間(観光協会が定義の区を歩いて
この日はよく写真で見る石畳、石段の古道は一か所もありませんでした。
山歩き、登山道のような道。町の中のアスファルトの道、田んぼ道です。
大辺路の「風景を愛でながら」ではなかったけれども、これが熊野古道
なんだと、初めて体験する貴重な一日でした。

      
                     これ、滋賀県の三上山、麓一周の散策路です
      石畳のない区間の熊野古道を彷彿とさせるでしょう~

JR紀伊浦神駅からはタクシーを・・、バスもなく
民宿のJR紀伊勝浦駅までの予定の電車には道に迷ったロスタイムで
乗り遅れることに。ところが次の電車は1時間半ありません。茶店もな
にも無し。実は途中からの雨で上半身が濡れてしまい、寒さで待てませ
んでね(笑)

                        こんな一日でした
 
                    そのー4に続きます     

                 内容: 熊野古道、大辺路の日記第⑧区間です

                   今日もご覧くださいましてありがとうございました                                
                                                                            
  (5月26日、19UP)        

 

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