『彼氏彼女の事情』最終巻

『彼氏彼女の事情』が終わりました。
（以前も書きましたが、雑誌で連載を読まないので、「何を今さら」などと思わぬように）

じつのところ、途中からもうどうでもいいや、と思いつつもついつい買い続けていた漫画だったので、正直終わってほっとしてます。

いやさ、最初の頃の『宮沢』『有馬』と呼び合う二人の頃が好きだったんだよね。
とちゅうブラック有馬が出てきたあたりから、所謂『花とゆめ』テンプレートにそった展開になってきちゃって、しかも『雪乃さん』『総一郎さん』と呼び合うように、、、、なんでしょね、大正浪漫ですか？
あと、『花とゆめ』系作家さんに多いのが、絵がどんどん下手になる。
なんて、思いつつも買っちゃってたのは、庵野秀明監督がTVアニメ化であんな話のまとまりもつけないまま、２クールで終わらせた事が心の隅の衣紋掛けに引っかかっちゃってたからかもしれません。

だいたいね、高校卒業時点で主要キャラクタ全員、人生設計終えちゃって、しかも後日談でみんなその明るい未来を実現しちゃってるあたりで、『いやぁ、人生なめ過ぎでしょ』とか思っちゃうのは、オレが高校卒業時点で『とりあえずゲーム好きだから、プログラマかなぁ』なんて軽率な考えでそのままズルズルと人生の裏街道をナビも持たずにうろついちゃってるからなんでしょうかね。

でもね、
ナビ？いらない、いらないよ、そんなもん。
迷っちゃう？当たり前です。

あ、でも次、車買うときはナビ付きにしますよ、うん。あれ、やっぱり便利だもんね。
（いや、道に迷う事はほとんどないし、迷うのはそれはそれで好きなんだけどね。）

あー、なんか偉そうな事書いちゃってますね。
とりあえず１０年ものあいだの連載、おつかれさまでした。