ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ミルンヤンマ 2018<8月②>

2018-08-29 | ミルンヤンマ

<8.27>

追跡

猛暑日の連続で、ミルンヤンマが産卵するか不安ですが、朝方に賭けました。先週行った日は姿を見ていません。
1♂、1♀を撮影して、気温が上がった14時前に退散。最高気温35℃、谷の中でも30℃に達しました。

9時40分頃、産卵場所を探して下流から遡上する♀を発見。産卵を開始するも、落着く気配なく近寄れません。
約2分間後に飛んで、すぐ上の枝で休止。この♀を追跡することにしました。

♀ 産卵




♀ 静止




約3分後、腹部の屈伸を始めました。産卵に飛立つ前によく見る行動です。珍しく40秒近く続きました。













3分半程の休止で飛び立ち、約2分間、崖沿いに転々と移動して産卵場所を探しているようでした。



結局、最初に産卵した朽木に戻りましたが、30秒程で飛んで下流に向かいます。

♀ 産卵


後を追うと朽木に着地してやや落着きました。それでも産卵時間は約2分間。









産卵を中断してすぐ上の枝に止まったので再開を待ちましたが、数分後、奥の枝に移動して産卵終了でした。

♀ 静止 


移動後




落着いて産卵するには時期が早いようです。午後も産卵する♀がいましたが、気付く前に飛ばれ消えました。

高い崖の枝にぶら下がる♂

2018.8.27 神奈川県

コメント
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