ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ネアカヨシヤンマ 2018<8月②>

2018-08-14 | ネアカヨシヤンマ

<8.10>

再び空回り

何故か、今季はどこに行ってもネアカヨシヤンマの産卵が撮れません。この週は埼玉の湿地に2回行きました。
1回目は6日、2♀を目撃しましたが、最初の♀は通過のみ、次は草叢に入って見失い撮影できませんでした。
産卵を見ているので諦められず出直しです。到着早々、幸先よく林内で2♀を目撃。今回の決着を確信しました。
ところが、またもや空振り。終盤が近い時期ですが、産卵はまだ続く様子です。最高気温35℃。

林に踏み込むと♀が飛んでいます。様子を見ているうちに止まりましたが、不安定な葉。すぐ飛び去りました。

♀ 静止




近くを探すと別の♀が止まっていました。産卵場所に隣接した林で2♀とも産卵後であったかもしれません。





撮影中に飛立ち数分して戻りましたが、再び姿を消します。結局、近くの湿地では産卵しませんでした。



湿地のど真ん中に♂が待機していました。これでは産卵は期待薄です。取り敢えず湿地から追い出しました。

♂ 静止




しばらくして隣の林のなかで静止しているのを発見。アブラゼミが飛ぶと驚いて飛び、今度は戻りませんでした。







待機場所を変えても産卵の気配がなく、約1時間経過して元の場所に戻る途中、3頭目の♀を見つけました。

♀ 静止


驚かせてしまい飛立ちましたが、近くを旋回後に戻って13時過ぎから1時間近くぶら下がったままでした。
産卵に見放されているとしか言い様がありません。異常な高気温続きで産卵時刻の予測がつかないのも事実です。





14時前に♂が飛来しましたが、その後15時まで新たな動きなし。蒸し暑く、かってない程汗をかきました。
遠く雷鳴が聞こえ、これにて撤収。

♂ 静止 

2018.8.10 埼玉県

1回目の撮影です。13時頃♂が飛来して2時間以上休止。今季初のネアカヨシヤンマのぶら下がりです。
この日の撮影はこの♂のみでした。最高気温33℃。

♂ 静止



2018.8.6 埼玉県

コメント
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