ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ミルンヤンマ 2019<10月①>

2019-10-09 | ミルンヤンマ

<10.5>

潜るか出てくるか

9月は撮影地の土砂崩れで、ミルンヤンマを撮らず仕舞い。産卵は8月に撮影済みでもあり、見送っていました。
この時期になると探雌飛翔が撮りたくなります。例年の流れに行きました。都心は真夏日で、谷は24℃程度。
午前中は♂の活性がなく殆ど飛ばず、11時半頃に数ヵ所で産卵を試した♀はほぼ素通り状態でした。

12時10分頃、漸く朽木の裏に潜り込んで産卵する♀を発見しました。さて、さらに潜るか出てくるか。

♀ 産卵






運よく向きを変えて、全姿が見える位置に出てきた




出てくると落着かず、近くの樹木に静止。発見から約1分間の出来事で、朽木の下で長く産卵していた様子です。



約5分後に降りてきましたが、産卵場所が定まらず姿を消し、少し待っても戻ることはありませんでした。
探雌の♂が少ないなかでも、谷底でのホバリングが見られました。真暗で気がつくと下にいるという状態です。

♂ 飛翔


13時40分頃、下流の淀みにホバリングする♂が現われました。先程より明るい所、10分以上留まりました。
滅多に見ないホバリングを2ヵ所で目撃したのは初めて。この頃、閑散としていた流れに♂が増えてきました。








2019.10.5 東京都

コメント
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