ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ルリボシヤンマ 2020<9月②>

2020-09-18 | ルリボシヤンマ

<9.14>

構えていても

先週末の雨以降、漸く気温が下がり、前回から5日後のルリボシヤンマです。午後から曇で最高気温は28℃。
産卵する♀を襲う♂の絡みが目的ですが、撮れるかどうかタイミング次第。まずは産卵しないと始まりません。
目立つ所に着地した♀が無防備に産卵を開始。やがて♂が近くを飛び始め、確実に捕まる状況でチャンス到来。
カメラを構えて待ちますが、待つ間に♀の向きが変わり、そこに♂が襲来。思うようにはいきません。

♀ 産卵




連結の瞬間 この後、交尾態で樹上に




この日の産卵です。落着いての産卵は見られず、上の♀以外に♂の絡みもありませんでした。

♀ 産卵 綺麗な個体が1分もしないうちに飛立つ




別個体 約3分間で姿を消す






後翅に欠損のある上の♀が約50分後に再び飛来 約20分間産卵


ほぼ同時に飛来した♀と産卵場所を巡り珍しく小競り合いしましたが、それぞれ離れて産卵を開始しました。

別個体 すぐに草のなかに入り込んで行方不明


16時半、雨が強まって辺りが暗くなると想定どおり♀が飛来。♂が飛ぶことはなく開放水面で落着いて産卵。

別個体 雨中の産卵 最後まで見届けず




曇天で♂が少ないとはいえ、♀の目撃が多い珍現象。現われた♂は広範囲を飛んで結構な確率で♀を捕えました。

♂ 飛翔

2020.9.14 東京都

コメント
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