<9.2>
驚きの産卵個体数
8月下旬にオオルリボシヤンマを撮るつもりが、晴れる日がないまま9月。かねて予定していた乗鞍に遠征です。
天候不安定の予報ですが、晴れるならオオルリボシヤンマがいくらでも撮影できるはずです。
前日の午後は土砂降りでも、起床すると嘘のように青空が広がっていて15℃から25℃までぐんぐん気温上昇。
初めて行く池を目指して9時頃到着。活動するトンボはまだ僅かですが、早くも林で♀を追う♂を目撃しました。
10時頃、1♀が産卵を始めると、あっという間に驚く程の♀が集合して、そこら中で産卵が見られました。
天候の影響で一斉に飛来したのか、これが通常なのか。ピークは11時頃で正午過ぎると徐々に減少しました。
朽木に産卵する♀ 同時に数頭が集まる
産卵移動
水草に産卵する♀
斑紋が完全に青色の♂型の♀は見られませんでしたが、腹部のごく一部と複眼が青色の個体を目撃しています。
♂が♀を追尾するシーンの撮影を楽しみにしていましたが、意外に♂が少なく、思うようには撮れませんでした。
♂はすでに産卵中の♀には興味を示さず、飛来した時や産卵を終えて飛び去る♀を追い回します。
産卵に来た♀を追尾する2♂
追っている♀が産卵を始めると、♂はすぐ上でホバリングします。
♂ 飛翔
2014.9.2 長野県
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