ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オオルリボシヤンマ 2014<9月①>

2014-09-07 | オオルリボシヤンマ

<9.2>

驚きの産卵個体数

8月下旬にオオルリボシヤンマを撮るつもりが、晴れる日がないまま9月。かねて予定していた乗鞍に遠征です。
天候不安定の予報ですが、晴れるならオオルリボシヤンマがいくらでも撮影できるはずです。
前日の午後は土砂降りでも、起床すると嘘のように青空が広がっていて15℃から25℃までぐんぐん気温上昇。

初めて行く池を目指して9時頃到着。活動するトンボはまだ僅かですが、早くも林で♀を追う♂を目撃しました。
10時頃、1♀が産卵を始めると、あっという間に驚く程の♀が集合して、そこら中で産卵が見られました。
天候の影響で一斉に飛来したのか、これが通常なのか。ピークは11時頃で正午過ぎると徐々に減少しました。

朽木に産卵する♀ 同時に数頭が集まる






産卵移動






水草に産卵する♀






斑紋が完全に青色の♂型の♀は見られませんでしたが、腹部のごく一部と複眼が青色の個体を目撃しています。











♂が♀を追尾するシーンの撮影を楽しみにしていましたが、意外に♂が少なく、思うようには撮れませんでした。
♂はすでに産卵中の♀には興味を示さず、飛来した時や産卵を終えて飛び去る♀を追い回します。

産卵に来た♀を追尾する2♂


追っている♀が産卵を始めると、♂はすぐ上でホバリングします。

♂ 飛翔



2014.9.2 長野県


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミルンヤンマ 2014<8... | トップ | ムツアカネ 2014<9月> »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

オオルリボシヤンマ」カテゴリの最新記事