思い出のトンボ(その5)
春が待ち遠しい今日この頃。思い出の画像から10年程前に撮っていた冬から春のホソミオツネントンボです。
まずは2009年、10年。当時、トクサに集まって越冬することで知られていた千葉の自然公園の個体です。
以後、その時期に行っていないので今の状況は知りませんが、3頭も見られればよい方でした。
♂ 静止
♀ 静止
2009.2 千葉県市川市
♀ 静止
2010.1 同
♀ 静止
2010.12 同
4月上旬、ほぼ色づいた個体が見られました。この一角から姿を消す直前です。
♀ 静止
2009.4 同
2010年のGW快晴の日、当てもなく水が張られた谷津の田圃を見て回っていて連結産卵を目撃しました。
面白いことに隣接する田圃には飛来しませんが、近隣のいくつかの田圃を巡ると簡単に産卵が見られたものです。
ところが、数年前に当所に立寄ると全く見られませんでした。この地域でも年々個体数が減っているようです。
連結産卵 田圃の畔の下で産卵
産卵場所を巡り小競り合い
時折風が吹き荒れて
完全に捻じれる♂
珍しく単独産卵する♀
♀ 静止
♂ 静止
同じ田圃で1頭のみ見られたオツネントンボです。
<オツネントンボ> ♂ 静止
2010.5 千葉県印西市
同じ年、初夏になって目撃した連結産卵です。この後、2018年4月の記事に至るまで殆ど撮影機会がありません。
連結産卵
2010.6 栃木県宇都宮市
ホソミオツネントンボ初めて聞く名前です。
トクサにくっついていると一体化していて、見逃してしまいそうです(o´∀`)b
擬態しているので、見逃すのが普通ですね。
ただ、トクサの個体は小枝にいるよりは見つけやすかった気がします。