ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

昭和40年代前半の鉄道写真(12)

2014-12-19 | 昭和40年代の鉄道(北陸線他)

交直両用特急電車 "雷鳥"と"しらさぎ"

昭和39年、北陸線電化の富山伸延に伴って大阪・富山間の特急"雷鳥"、名古屋・富山間の特急"しらさぎ"が登場した。

投入された481系は国鉄初の交直両用特急電車で、北陸線の交流60Hz対応用として製造された。
10月の新幹線開業に合わせて運行開始が予定されていたが、車両の落成が遅れ実際のデビューは12月であった。

初期型の先頭車クハ481-1~8は、スカートが赤色に塗装されたが、「ひげ」の塗装は施されていなかった。
前灯両側のウインカーランプも外され、こだま型と印象が変わったが、幸い名古屋で引続きボンネット型特急が見られた。

「ひげ」が付く直前、旧塗装の特急"しらさぎ" クハ481ー4   



1965.7 名古屋駅

交直両用を示す車体前面の「ひげ」が塗装されたのは、翌40年製造の増備車クハ481-9~18からである。
同時に50Hz用との区分のため赤色スカートにクリーム色の帯が入れられ、第1次型も8月から順次新塗装に変更された。

名古屋出発を待つ新塗装の481系下り特急"しらさぎ"


食堂車  サシ481-3

1965.9 名古屋駅

下り特急"しらさぎ"   最後尾は151系同様赤色フィルターを装備

1966.3 名古屋駅

雪の湖東を行く481系下り特急"しらさぎ"

1967.12 北陸線米原駅付近

雪の米原に停車する481系下り特急"雷鳥" 後尾から




先頭車 奥は新幹線ホーム

1966.1 米原駅

米原停車中の下り"雷鳥" クハ481ー2


米原を発車して北陸線に向かう  左は東海道線80系普通電車

1966.3 米原駅

北陸線交直セクション付近を通過する下り特急第1"雷鳥"

1966.12 北陸線 坂田・田村

田村を通過する下り特急第1"雷鳥"

1968.5 北陸線 田村駅付近  


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