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鳥まり、参る!

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エリザベート観劇のアレな思い出。

2019年07月12日 | ガチ☆スピ
※スピリチュアル的というか不思議な話なんで、苦手な人は読まないでくださいね※

【鎮魂。死者の魂をなぐさめしずめること】

はじめて観た『エリザベート』を至高だと思うファンは多いらしい。

私もまさにそれで、それぞれに素晴らしいとは思うけどやっぱり1番大好きなのは水夏希さんがトート、白羽ゆりさんがシシィを演じられた2007年雪組版。

悪魔的ながらシシィに恋するあまりに苦しみもだえる水さんのトート。

美しさがとんでもないけれど実は歴代シシィの中でダントツ勝気で強い白羽さんのシシィ。

「エリザベートという作品は、全員を血を吐くような苦しい思いをして創り上げました」

と語っていらっしゃったなぁ…。

他の宝塚版も帝劇版でも

「『エリザベート』はやるもんじゃない、観るもんだ。

 それくらい演じるのは大変で辛い」

と語る方がいて…。

その意味がわかるような体験を先日の帝劇版観劇でしたのですよ。

それは、オープニングの場面…。

宝塚版の曲目でいうと『我ら息絶えし者ども』ですね。

エリザベートを演じられる俳優さんが

「大好き」

と語ることが多い場面でございますが、実際に劇場で観たら…

あ、いるわ。

うじゃうじゃいるわ。

すごい…これは記憶なのか魂がやってきてるのか…とにかく、マジでここにいる。


でした。

無防備にチャンネル合わせすぎると体調不良になったりするので合わせすぎないように美しいトート(古川雄大さん)はじめ演者さんたちを見たり、音楽を楽しんだり…。

してたら、隣の一緒に観劇にいったコが明らかに気分悪くなってしまっていて(スピリチュアルを信じてる人ではないんだけど)

「あ、無防備にみててやられたか?」

と思ったので

「大丈夫だよ~大丈夫だよ~」

という気持ちを込めて背中をさすったりしました。

(観劇中は後ろにも左右にもお客さんがいるので、視界をさまたげたり音をたてたりしないように細心の注意をはらって!声を出すなどもってのほかです)

そしたら治ったらみたいだけど。

この場面のあとは比較的おだやかではありましたが、(私が観劇した回に限っていえば)どうやらハンガリーにゆかりの魂たちがたくさんいらっしゃっていたようで、ハンガリー関連の場面ではそういう方達が盛大になんか…してるみたいだった。

一番きたのがエリザベート(花總まりさん)が三色旗のドレスを着て

「エーヤン、ハンガリー!!」

と叫ぶ場面です。

上の方々がとても嬉しかったのでしょう、もう…脊髄にビリーッ!ときました。

同時に、お客さんたちの中にはそれを受け取ってなんかパワーもらってるように感じられる人もいて。

魂に刻まれた魂の記憶か、血に流れている先祖の記憶か、そういうものがなぐさめられて力になってるみたいだった。

もしかしたら私の魂や血にもそういうものがあって、なぐさめられていたのかもしれないけど…そこまで自分には強烈に感じなかったかな?

というわけでこんな経験をして…物語って、死者の魂や先祖の記憶もなぐさめてくれてるのかもしれないなって学んだのです。

頭じゃなくて、身体で。

魂で。

実話をもとにした作品の方がよりその作用は大きいかもしれないけど、たとえ全て創作であっても

「そこに込められた想いに共鳴する」

魂や記憶は癒やされるのだろうな。

自分の気持ちを演者さんやスタッフさんが形にしてしかも美しく素晴らしく魅せてくれるなんて、こんな幸せなことないものね。

「昔なんかどうでもいい、大事なのは今と未来だよ」

というのは定番のイイ言葉だけど、現実今存在している命はすべて過去がなければ存在できないものなのです。

昔にとらわれすぎてはいけないけど、大変な時代を耐えた先人たちをうやまい・なぐさめ・感謝することは大事なことなのだ。

もうすぐお盆ですけど(東日本か西日本かで時期違うみたい)、こういう行事大事だよなって学ばされました。

形じゃなくて心でしっかり向き合うことが大事なんだって。

次のお墓まいりは心こめて掃除してお花をあげて、感謝の心で祈ろうと思いました。

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